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電話番号、SIP ルール、SIP メディアアプリケーション、および AWS Lambda 機能について
PSTN Audio サービスを使用する前に、Amazon Chime SDK 管理者は、電話番号をプロビジョニングし、SIP ルールおよび SIP メディアアプリケーションと呼ばれるマネージドオブジェクトを作成する必要があります。Amazon Chime SDK コンソールまたは AWS SDK を使用して電話番号をプロビジョニングし、SIP ルールと SIP メディアアプリケーションマネージドオブジェクトをプロビジョニングできます。
以下の画像は、PSTN Audio サービスを構成するマネージドオブジェクト間の関係を示しています。画像の数字は、画像の下のテキスト内の数字に対応しています。
SIP ルール (2) には電話番号と Amazon Chime SDK Voice Connector (1) のみ割り当てることができます。また、PSTN Audio サービスで電話番号または Voice Connector をプロビジョニングする必要もあります。電話番号への受信通話、または Voice Connector からの発信通話リクエストを受け取ると、SIP ルールは、SIP メディアアプリケーションおよび関連付けられた AWS Lambda 関数を呼び出します (4)。この AWS Lambda 関数は、保留時の音楽の再生や会議への参加など、事前定義された一連のアクションを実行します。マルチリージョンの回復性を提供するために、SIP ルールでは、フェイルオーバーの優先順位に従って、異なる AWS リージョン (3) の代替ターゲット SIP メディアアプリケーションを指定できます。あるターゲットで障害が発生すると、PSTN Audio サービスは次のターゲットを試行し、またさらに次へと試行していきます。各代替ターゲットは異なる AWS リージョンに存在する必要があることに注意してください。
さらに、複数の SIP メディアアプリケーションが特定の AWS Lambda 関数を呼び出すことができます。別の言い方をすれば、 AWS Lambda 関数を作成すると、SIP メディアアプリケーションでその関数を使用できます。
SIP メディアアプリケーションおよびルールのプロビジョニングの詳細については、「Amazon Chime SDK 管理者ガイド」の「SIP メディアアプリケーションおよびルールの管理」を参照してください。