ディレクトリ構造

ディレクトリ内のデータは、次の図に示すように、ノード、リーフノード、ノード間のリンクで構成されるツリーパターンで階層構造になっています。これは、階層データをモデル化、格納、およびすばやくトラバースするアプリケーション開発に役立ちます。

ルートノード

ルートは、階層内の親ノードと子ノードを編成するために使用されるディレクトリ内の最上位ノードです。これは、ファイルシステム内のフォルダにサブフォルダとファイルを含める方法と類似しています。

Node

ノードは、子オブジェクトを持つことができるオブジェクトを表します。たとえば、ノードは、種々のユーザーオブジェクトが子またはリーフノードであるマネージャーのグループを論理的に表すことができます。ノードオブジェクトは親を 1 つだけ持つことができます。

リーフノード

リーフノードは、親ノードに子が直接接続されているかいないかにかかわらず、子を持たないオブジェクトを表します。たとえば、ユーザーまたはデバイスオブジェクトです。リーフノードオブジェクトは、複数の親を持つことができます。リーフノードオブジェクトを親ノードに接続することは必須ではありませんが、ルートからのパスがなければオブジェクトにアクセスできるのは NodeId に限られるため、親ノードに接続するよう強くお勧めします。そのようなオブジェクトの ID を間違えた場合は、再度その ID を見つける方法がありません。

ノードリンク

ノード間の接続。クラウドディレクトリは、親子リンク、ポリシーリンク、およびインデックス属性リンクなど、ノード間のさまざまなリンクタイプをサポートしています。