イベントを使用して CodePipeline の実行を開始する

この例では、Amazon EventBridge ルールを設定して、CodeArtifact リポジトリ内のパッケージバージョンが公開、変更、または削除されたときに AWS CodePipeline 実行を開始する方法を説明します。

EventBridge アクセス許可の設定

CodePipeline を使用して作成したルールを呼び出すには、EventBridge のアクセス許可を追加する必要があります。 AWS Command Line Interface （AWS CLI) を使用してこれらのアクセス許可を追加するには、「 AWS CodePipeline ユーザーガイド」のCodeCommit ソースの CloudWatch Events ルールを作成する (CLI)」のステップ 1 に従います。

EventBridge ルールを作成するには

ルールを作成するには、put-rule コマンドを--name および--event-pattern パラメータとともに使用します。イベントパターンは、各イベントの内容と一致する値を指定します。パターンがイベントと一致すると、ターゲットがトリガーされます。例えば、次のパターンは、my_domain ドメインのmyrepo リポジトリの CodeArtifact イベントと一致します。

aws events put-rule --name MyCodeArtifactRepoRule --event-pattern \
    '{"source":["aws.codeartifact"],"detail-type":["CodeArtifact Package Version State Change"],
    "detail":{"domainName":["my_domain"],"domainOwner":["111122223333"],"repositoryName":["myrepo"]}}'

EventBridge ルールターゲットを作成するには

次のコマンドは、ルールにターゲットを追加して、イベントがルールに一致したときに CodePipeline の実行がトリガーされるようにするものです。RoleArn パラメータには、このトピックで先に作成したロールの Amazon リソースネーム (ARN) を指定します。

aws events put-targets --rule MyCodeArtifactRepoRule --targets \
  'Id=1,Arn=arn:aws:codepipeline:us-west-2:111122223333:pipeline-name,
  RoleArn=arn:aws:iam::123456789012:role/MyRole'