ビルドプロジェクトの設定の変更 (AWS CLI)
AWS CLI を AWS CodeBuild と組み合わせて使用する方法については、「コマンドラインリファレンス」を参照してください。
AWS CLI で CodeBuild プロジェクトを更新するには、更新されたプロパティを含む JSON ファイルを作成し、そのファイルを「update-project
」コマンドに渡します。更新ファイルに含まれていないプロパティは変更されません。
更新 JSON ファイルでは、「name
」プロパティと、変更されたプロパティが必要です。「name
」プロパティにより、変更するプロジェクトを識別します。変更された構造については、それらの構造に必要なパラメータも含める必要があります。たとえば、プロジェクトの環境を変更するには、「environment/type
」および「environment/computeType
」プロパティが必要です。環境イメージを更新する例を次に示します。
{ "name": "
<project-name>
", "environment": { "type": "LINUX_CONTAINER", "computeType": "BUILD_GENERAL1_SMALL", "image": "aws/codebuild/amazonlinux2-x86_64-standard:3.0" } }
プロジェクトの現在のプロパティ値を取得する必要がある場合は、「batch-get-projects」コマンドを使用して、変更しているプロジェクトの現在のプロパティを取得し、出力をファイルに書き込みます。
aws codebuild batch-get-projects --names "
<project-name>
" >project-info.json
「project-info.json
」ファイルには、プロジェクトの配列が含まれているため、プロジェクトを更新するために直接使用することはできません。ただし、変更したいプロパティを「project-info.json
」ファイルを開き、変更するプロパティのベースラインとして更新ファイルに貼り付けることは可能です。詳細については、「ビルドプロジェクトの詳細を表示する (AWS CLI)」を参照してください。
「ビルドプロジェクトの作成 (AWS CLI)」の説明に従って、更新 JSON ファイルを変更し結果を保存します。更新 JSON ファイルの変更が完了したら、「update-project
」コマンドを実行し、更新 JSON ファイルを渡します。
aws codebuild update-project --cli-input-json file://
<update-project-file>
成功した場合、更新されたプロジェクトの JSON が出力に表示されます。必要なパラメータが欠落している場合は、欠落しているパラメータを識別するエラーメッセージが出力に表示されます。たとえば、このエラーメッセージは、「environment/type
」パラメータが無いエラーです。
aws codebuild update-project --cli-input-json file://update-project.json Parameter validation failed: Missing required parameter in environment: "type"