Amazon S3 ソースに対する EventBridge ルールを作成する (AWS CloudFormation テンプレート)
AWS CloudFormation を使用してルールを作成するには、ここで示しているようにテンプレートを更新します。
Amazon S3 をイベントソース、CodePipeline をターゲットとする EventBridge ルールを作成し、アクセス許可ポリシーを適用するには
-
テンプレートの
Resources
で、AWS::IAM::Role
AWS CloudFormation リソースを使用して、イベントにパイプラインの開始を許可する IAM ロールを設定します。このエントリによって、2 つのポリシーを使用するロールが作成されます。-
最初のポリシーでは、ロールを引き受けることを許可します。
-
2 つめのポリシーでは、パイプラインを開始するアクセス権限が付与されます。
この変更を行う理由
AWS::IAM::Role
リソースを追加すると、AWS CloudFormation は EventBridge に対してアクセス許可を作成できるようになります。このリソースは AWS CloudFormation スタックに追加されます。 -
-
AWS::Events::Rule
AWS CloudFormation リソースを使用して EventBridge ルールを追加します。このイベントパターンは、Amazon S3 ソースバケットでのCopyObject
、PutObject
、およびCompleteMultipartUpload
をモニタリングするイベントを作成します。さらに、パイプラインのターゲットも含めます。CopyObject
、PutObject
、またはCompleteMultipartUpload
が発生すると、このルールは、ターゲットパイプラインでStartPipelineExecution
を呼び出します。この変更を行う理由
AWS::Events::Rule
リソースを追加すると、AWS CloudFormation でイベントを作成できるようになります。このリソースは AWS CloudFormation スタックに追加されます。 -
このスニペットを最初のテンプレートに追加して、クロススタック機能を有効にします。
-
更新したテンプレートをローカルコンピュータに保存し、AWS CloudFormation コンソールを開きます。
スタックを選択し、[既存スタックの変更セットの作成] を選択します。
更新されたテンプレートをアップロードし、AWS CloudFormation に示された変更を表示します。これらがスタックに加えられる変更です。新しいリソースがリストに表示されています。
[実行] を選択します。
パイプラインの PollForSourceChanges パラメータを編集するには
重要
このメソッドを使用してパイプラインを作成すると、PollForSourceChanges
パラメータはデフォルトで true になります (ただし、明示的に false に設定した場合は除きます)。イベントベースの変更検出を追加する場合は、このパラメータを出力に追加する必要があります。ポーリングを無効にするには、このパラメータを false に設定します。そうしないと、1 つのソース変更に対してパイプラインが 2 回起動されます。詳細については、「PollForSourceChanges パラメータの有効な設定」を参照してください。
-
テンプレートで、
PollForSourceChanges
をfalse
に変更します。パイプライン定義にPollForSourceChanges
が含まれていなかった場合は、追加してfalse
に設定します。この変更を行う理由
PollForSourceChanges
パラメータをfalse
に変更すると、定期的チェックがオフになるため、イベントベースの変更検出のみ使用することができます。
Amazon S3 パイプラインの CloudTrail リソース用に 2 番目のテンプレートを作成するには
-
個別のテンプレートの
Resources
で、AWS CloudFormation リソースAWS::S3::Bucket
、AWS::S3::BucketPolicy
、AWS::CloudTrail::Trail
を使用して、CloudTrail のシンプルなバケット定義と証跡を指定します。この変更を行う理由 CloudTrail 証跡は、アカウントあたり 5 証跡を現在の制限として、個別に作成して管理する必要があります。(「AWS CloudTrail での制限」を参照してください。) ただし、1 つの証跡に複数の Amazon S3 バケットを含めることができるため、いったん証跡を作成してから、必要に応じて他のパイプライン用に Amazon S3 バケットを追加できます。2 番目のサンプルテンプレートファイルに以下のコードを貼り付けます。