AFT による新しいアカウントのプロビジョニング - AWS Control Tower

AFT による新しいアカウントのプロビジョニング

プロビジョニングを開始するには、アカウントリクエストファイルの作成をセットアップして、選択した git リポジトリに次のパラメータの適切な入力値を含めます。アカウントリクエストファイルの例を表示できます。このファイルは、AFT アカウントリクエストを保存するためにセットアップした git リポジトリにプッシュできます。詳細については、「デプロイ後のステップ」の「ステップ 2」を参照してください。

git push コマンドを実行すると、AFT 管理アカウントで AWS CodePipeline の ct-aft-account-request オペレーションがトリガーされて、アカウントリクエストが処理されます。

ファイルに次のパラメータを指定します。
  • モジュール名の値は、AWS アカウントリクエストごとに一意である必要があります。

  • モジュールソースの値は、AFT によって提供されるアカウントリクエスト Terraform モジュールへのパスです。

  • control_tower_parameters の値は、AWS Control Tower アカウントの作成に必要な入力を次のようにキャプチャします。

    • AccountEmail

    • AccountName

    • ManagedOrganizationalUnit

    • SSOUserEmail

    • SSOUserFirstName

    • SSOUserLastName

AWS Control Tower でのアカウントのセットアップの詳細については、「Account Factory でのアカウントのプロビジョニングと管理」を参照してください。

  • パラメータ account_tags は、ビジネス基準に従って AWS アカウントにタグ付けできるユーザー定義のキーと値をキャプチャします。アカウントのタグの詳細については、AWS Organizations ユーザーガイドの「AWS Organizations リソースにタグを付ける」を参照してください。

  • パラメータ change_management_parameters は、アカウントリクエストの理由やリクエストを開始したユーザーの識別子など、保持しておきたい追加情報をキャプチャします。

    • change_requested_by

    • change_reason

  • パラメータ custom_fields は、カスタムキーおよび値をキャプチャします。この値は SSM パラメータとして、/aft/account-request/custom-fields/ という名前空間で発行されたアカウントにデプロイされます。アカウントリクエストからカスタムフィールドを削除すると、そのフィールドはその発行されたアカウントの SSM パラメータストアから削除されます。custom_fields パラメータでは、アカウントリクエストで追加のメタデータを収集できます。このメタデータは、アカウントのプロビジョニング中または更新時に、追加の処理をトリガーできます。アカウントのカスタマイズ中にこのメタデータを参照すると、デプロイする適切なガードレールを判断できます。例えば、規制コンプライアンスの対象となるアカウントは、追加の AWS Config Rulesをデプロイできます。

  • パラメータ account_customizations_name はオプションです。これは、アカウントのカスタマイズ用に指定されたアカウントテンプレートフォルダをキャプチャします。詳細については、「アカウントのカスタマイズ」を参照してください。