Docker イメージで Amazon Corretto 8 の使用を開始する

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このトピックでは、Amazon Corretto 8 を使用する Docker イメージを構築して起動する方法について説明します。最新バージョンの Docker がインストールされている必要があります。

Amazon Corretto 8 の公式イメージを使用する。

Amazon Corretto 8 は、Docker Hub で公式イメージとして使用できます。次の例では、コンテナを実行し、Corretto のバージョンを表示します。

docker run amazoncorretto:8 java -version

出力:

openjdk version "1.8.0_252"
OpenJDK Runtime Environment Corretto-8.252.09.1 (build 1.8.0_252-b09)
OpenJDK 64-Bit Server VM Corretto-8.252.09.1 (build 25.252-b09, mixed mode)

Corretto ECR インスタンスを使用する

注記

489478819445.dkr.ecr.us-west-2.amazonaws.com/amazoncorretto にある Corretto ECR プライベートレジストリは廃止されました。既存の使用法を Corretto ECR Public Gallery に移行してください。詳細については、corretto-docker#154 を参照してください。

Corretto ECR インスタンスを使用するには、次のコマンドを実行します。

 docker pull public.ecr.aws/amazoncorretto/amazoncorretto:8
 docker run -it public.ecr.aws/amazoncorretto/amazoncorretto:8 /bin/bash
                

使用可能なイメージのリストは、こちらから確認できます。

Alpine での Amazon Corretto

Alpine Linux イメージの Amazon Corretto は、Dockerhub で使用できます。

dockerhub の使用

docker pull amazoncorretto:8-alpine-jdk
docker run -it amazoncorretto:8-alpine-jdk /bin/sh
            

Amazon Corretto 8 で Docker イメージを構築する

以下のコマンドを実行して、Amazon Corretto 8 を使用するイメージを構築します。

docker build -t amazon-corretto-8 github.com/corretto/corretto-docker#main:8/jdk/al2

コマンドが完了すると、amazon-corretto-8 というイメージが作成されています。

このイメージをローカルで起動するには、以下のコマンドを実行します。

docker run -it amazon-corretto-8

このイメージを Amazon ECR にプッシュすることもできます。詳細については、Amazon Elastic コンテナレジストリユーザーガイドのイメージのプッシュトピックを参照してください。

イメージの作成

Corretto の公式な Docker Hub イメージを使用して、新しい Docker イメージを作成できます。

1. このコンテンツを含む Docker ファイルを作成します。

   FROM amazoncorretto:8
   RUN echo $' \
   public class Hello { \
   public static void main(String[] args) { \
   System.out.println("Welcome to Amazon Corretto!"); \
   } \
   }' > Hello.java
   RUN javac Hello.java
   CMD ["java", "Hello"] 

2. 新しいイメージを構築します。

   docker build -t hello-app .

3. 新しいイメージを実行します。

   docker run hello-app

   次の出力が返ります。

   Welcome to Amazon Corretto!