パイプラインの非アクティブ化 - AWS Data Pipeline

パイプラインの非アクティブ化

実行中のパイプラインを非アクティブ化すると、パイプライン実行が一時停止します。パイプライン実行を再開するには、パイプラインをアクティブ化します。これにより、変更を加えることができます。たとえば、メンテナンスの実施が予定されているデータベースにデータを書き込む場合、パイプラインを非アクティブ化し、メンテナンスが完了するのを待って、パイプラインをアクティブ化することができます。

パイプラインを非アクティブ化したとき、実行中のアクティビティをどうするか指定できます。デフォルトでは、これらのアクティビティはすぐにキャンセルされます。または、パイプラインを非アクティブ化する前に、アクティビティが終了するまで AWS Data Pipeline を待機させることができます。

非アクティブ化したパイプラインをアクティブ化するとき、いつ再開するのかを指定できます。デフォルトでは、AWS CLI または API を使用して、最後の実行が完了してからパイプラインが再開します。または、特定の日時を指定して、パイプラインを再開させることができます。

AWS CLI を使用したパイプラインの非アクティブ化

パイプラインを非アクティブ化するには、次の deactivate-pipeline コマンドを使用します。

aws datapipeline deactivate-pipeline --pipeline-id df-00627471SOVYZEXAMPLE

すべての実行中のアクティビティが終了した後にのみ、パイプラインを非アクティブ化するには、次のように --no-cancel-active オプションを追加してください。

aws datapipeline deactivate-pipeline --pipeline-id df-00627471SOVYZEXAMPLE --no-cancel-active

準備ができたら、次の activate-pipeline コマンドを使用して、停止したパイプライン実行を再開できます。

aws datapipeline activate-pipeline --pipeline-id df-00627471SOVYZEXAMPLE

特定の日時からパイプラインを開始するには、次のように --start-timestamp オプションを追加します。

aws datapipeline activate-pipeline --pipeline-id df-00627471SOVYZEXAMPLE --start-timestamp YYYY-MM-DDTHH:MM:SSZ