ブラウザの互換性 - AWS Directory Service

ブラウザの互換性

WorkSpaces、Amazon WorkMail、Amazon Connect、Amazon Chime、Amazon WorkDocs、および AWS IAM Identity Center (successor to AWS Single Sign-On) などの AWS のアプリケーションやサービスにアクセスするには、互換性のあるブラウザからの有効なサインイン認証情報が必要です。次の表ではサインイン用に互換性のあるブラウザとブラウザバージョンのみを示しています。

ブラウザ バージョン 互換性
Microsoft Internet Explorer デスクトップ IE バージョン 7 以前 互換性なし
デスクトップ IE バージョン 8、9、10 Windows 7 以降を実行し、TLS 1.1 が有効な場合にのみ互換性があります。詳細については、「TLS とは何ですか?」を参照してください。
デスクトップ IE バージョン 11 以降 互換性あり
モバイル IE バージョン 10 以前 互換性なし
モバイル IE バージョン 11 以降 互換性あり
Microsoft Edge すべてのバージョン 互換性あり
Mozilla Firefox Firefox 23 以前 互換性なし
Firefox 24~26 互換性あり、ただしデフォルトでは互換性なし。
Firefox 27 以降 互換性あり
Google Chrome Google Chrome 21 以前 互換性なし
Google Chrome 22~37 互換性あり、ただしデフォルトでは互換性なし。
Google Chrome 38 以降 互換性あり
Apple Safari OS X 10.8 (Mountain Lion) 以前向けのデスクトップ Safari バージョン 6 以前 互換性なし
OS X 10.9 (Mavericks) 以降向けのデスクトップ Safari バージョン 7 以降 互換性あり
モバイル Safari for iOS 4 以前 互換性なし
iOS 5 以降向けモバイル Safari バージョン 5 以降 互換性あり

サポートされるバージョンのブラウザを使用していることが確認できたので、次のセクションを参照してブラウザが AWS で必要な Transport Layer Security (TLS) を使用する設定になっていることも確認することをお勧めします。

TLS とは何ですか?

TLS は、ネットワークを介してデータを安全にやり取りするためにウェブブラウザなどのアプリケーションが使用するプロトコルです。TLS によって、暗号化およびエンドポイント ID 検証が行われ、リモートエンドポインントへの接続が意図されたエンドポイントであることが確実になります。TLS のバージョンは、現在のところ、TLS 1.0、1.1、1.2、1.3 です。

IAM Identity Center でどの TLS バージョンがサポートされているか

AWS のアプリケーションとサービスでは、安全なサインインのために TLS 1.1、1.2、および 1.3 がサポートされています。2019 年 10 月 30 日をもって TLS 1.0 はサポートされなくなります。そのため、すべてのブラウザが TLS 1.1 以降をサポートするように設定されていることが重要です。つまり、TLS 1.0 を有効にしたアクセスでは、AWS のアプリケーションおよびサービスにサインインすることはできなくなります。上述の変更については、管理者にお問い合わせください。

サポートされている TLS バージョンをブラウザで有効にする方法

これはブラウザによって異なります。通常は、ブラウザの設定の高度な設定内でこの設定を見つけることができます。例えば Internet Explorer では、インターネットオプション詳細設定タブのセキュリティセクションに複数の TLS オプションが見つかります。具体的な手順については、ブラウザメーカーのヘルプウェブサイトを確認してください。