クライアント側 LDAPS を有効にする - AWS Directory Service

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クライアント側 LDAPS を有効にする

クライアント側 LDAPS を有効にするには、認証機関 (CA) 証明書を AD Connector にインポートし、ディレクトリで LDAPS を有効にします。この有効化により、AWS アプリケーションと自己管理型 Active Directory 間のすべての LDAP トラフィックには、Secure Sockets Layer (SSL) チャネルの暗号化が使用されます。

2 つの異なる方法を使用して、ディレクトリのクライアント側 LDAPS を有効にできます。次の AWS Management Console または AWS CLI のいずれかの方法を使用します。

ステップ 1: AWS Directory Service で証明書を登録する

以下のいずれかの方法を使用して、AWS Directory Service で証明書を登録します。

方法 1: AWS Directory Service で証明書を登録するには (AWS Management Console)
  1. AWS Directory Service コンソールのナビゲーションペインで、[Directories] (ディレクトリ) をクリックします。

  2. ディレクトリのディレクトリ ID リンクを選択します。

  3. [Directory details] (ディレクトリの詳細) ページで、[Networking & security] (ネットワークとセキュリティ) タブを選択します。

  4. [Client-side LDAPS] (クライアント側 LDAPS) セクションで、[Actions] (アクション) メニューを選択してから、[Register certificate] (証明書の登録) を選択します。

  5. [Register a CA certificate] (CA 証明書を登録する) ダイアログボックスで [Browse] (参照) をクリックしてから、証明書を選択し、[Open] (開く) をクリックします。

  6. [Register certificate] (証明書の登録) を選択します。

方法 2: AWS Directory Service で証明書を登録するには (AWS CLI)
  • 次のコマンドを実行します。証明書データについては、CA 証明書ファイルの場所を指定します。証明書 ID がレスポンスとして提供されます。

    aws ds register-certificate --directory-id your_directory_id --certificate-data file://your_file_path

ステップ 2: 登録ステータスを確認する

証明書登録のステータスまたは登録済み証明書のリストを表示するには、次のいずれかの方法を使用します。

方法 1: AWS Directory Service で証明書登録ステータスを確認するには (AWS Management Console)
  1. [Directory details] (ディレクトリの詳細) ページの [Client-side LDAPS] (クライアント側 LDAPS) セクションに移動します。

  2. [Registration status] (登録ステータス) 列に表示される現在の証明書登録状態を確認します。登録ステータスの値が [Registered] (登録済み) に変わると、証明書は正常に登録されています。

方法 2: AWS Directory Service で証明書登録ステータスを確認するには (AWS CLI)
  • 次のコマンドを実行します。ステータス値として Registered が返される場合、証明書は正常に登録されています。

    aws ds list-certificates --directory-id your_directory_id

ステップ 3: クライアント側 LDAPS を有効にする

以下のいずれかの方法を使用して、AWS Directory Service でクライアント側 LDAPS を有効にします。

注記

クライアント側 LDAPS を有効にするには、1 つ以上の証明書が正常に登録されている必要があります。

方法 1: AWS Directory Service でクライアント側 LDAPS を有効にするには (AWS Management Console)
  1. [Directory details] (ディレクトリの詳細) ページの [Client-side LDAPS] (クライアント側 LDAPS) セクションに移動します。

  2. [Enable] (有効化) を選択します。このオプションを使用できない場合は、有効な証明書が正常に登録されていることを確認してから、もう一度やり直してください。

  3. [Enable client-side LDAPS] (クライアント側 LDAPS を有効にする) ダイアログボックスで、[Enable] (有効化) を選択します。

方法 2: AWS Directory Service でクライアント側 LDAPS を有効にするには (AWS CLI)
  • 次のコマンドを実行します。

    aws ds enable-ldaps --directory-id your_directory_id --type Client

ステップ 4: LDAPS ステータスを確認する

以下のいずれかの方法を使用して、AWS Directory Service の LDAPS ステータスを確認します。

方法 1: AWS Directory Service で LDAPS ステータスを確認するには (AWS Management Console)
  1. [Directory details] (ディレクトリの詳細) ページの [Client-side LDAPS] (クライアント側 LDAPS) セクションに移動します。

  2. ステータス値が [Enabled] (有効) と表示されている場合、LDAPS は正常に設定されています。

方法 2: AWS Directory Service で LDAPS ステータスを確認するには (AWS CLI)
  • 次のコマンドを実行します。ステータス値として Enabled が返される場合、LDAPS は正常に設定されています。

    aws ds describe-ldaps-settings –directory-id your_directory_id