パフォーマンスメトリクスを使用してドメインコントローラーをモニタリングする
AWS Directory Service は Amazon CloudWatch と統合されており、ユーザーは、ディレクトリ内の各ドメインコントローラーのパフォーマンスに関する、重要なメトリクスを得ることができます。つまり、ドメインコントローラーのパフォーマンスカウンターとして、CPU やメモリの使用率などをモニタリングできます。また、アラームを設定し、使用率の高い時間に対応するための自動アクションを起動させることもできます。例えば、ドメインコントローラーの CPU 使用率が 70% を超えた場合のアラーム設定し、その発生時に通知を送信するための SNS トピックを作成します。ユーザーはこの SNS トピックを使用して、ディレクトリのドメインコントローラー数を増やすための自動処理 (AWS Lambda 関数など) を開始することができます。
ドメインコントローラーのモニタリングの詳細については、「Amazon CloudWatch メトリクスを使用して、ドメインコントローラーを追加するタイミングを決定する」を参照してください。
CloudWatch でドメインコントローラーのパフォーマンスメトリクスを検索する
CloudWatch コンソールでは、特定のサービスのメトリクスが、サービスの名前空間によって最初にグループ化されます。ユーザーは、その名前空間に従属するメトリクスフィルターを追加できます。次の手順に従って、CloudWatch で AWS Microsoft AD ドメインコントローラーのメトリクスを設定する際に使用する、適切な名前空間と従属メトリクスを特定します。
CloudWatch コンソールでドメインコントローラーのメトリクスを検索するには
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CloudWatch コンソール (https://console.aws.amazon.com/cloudwatch/
) を開きます。 -
ナビゲーションペインで [Metrics] (メトリクス) をクリックします。
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メトリクスのリストから、[Directory Service] (ディレクトリサービス) の名前空間を選択し、さらにメトリクスとして [AWS Managed Microsoft AD] を選択します。
CloudWatch コンソールを使用してドメインコントローラーのメトリクスを設定する方法については、AWS セキュリティブログの 「How to automate AWS Managed Microsoft AD scaling based on utilization metrics