Amazon DocumentDB
開発者ガイド

インスタンスクラスの管理

インスタンスクラスにより、Amazon DocumentDB (MongoDB 互換) インスタンスの計算とメモリの容量が決定されます。必要なインスタンスクラスは、処理能力とメモリの要件によって異なります。

Amazon DocumentDB は、R4 および R5 ファミリーのインスタンスクラスをサポートします。これらのクラスは、メモリ消費の高いアプリケーション用に最適化された現行世代のインスタンスクラスです。これらのクラスの仕様については、インスタンスクラスの仕様を参照してください。

インスタンスのクラスの決定

インスタンスのクラスを決定するには、AWS マネジメントコンソール または describe-db-instances AWS CLI オペレーションを使用できます。

AWS マネジメントコンソール の使用

クラスターのインスタンスのインスタンスクラスが何かを確認するためにコンソールを使用できます。

クラスターのインスタンスクラスを確認するには

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインして、https://console.aws.amazon.com/docdb で Amazon DocumentDB コンソールを開きます。

  2. 対象とするインスタンスを見つけ、ナビゲーションペインで [Instances (インスタンス)] を選択します。

  3. インスタンスの一覧で目的のインスタンスを見つけます。次に、インスタンスの行の [Class (クラス)] 列を確認します。

    次の図では、インスタンス docdb-2019-05-13-20-51-52 のインスタンスクラスは db.r5.4xlarge です。

    
                        インスタンスとインスタンスタイプの一覧を示すスクリーンショット。
AWS CLI の使用

AWS CLI を使用してインスタンスのクラスを決定するには、次のパラメータを指定して describe-db-instances オペレーションを使用します。

  • --db-instance-identifier—省略可能。インスタンスクラスを検索するインスタンスを指定します。このパラメータを省略した場合、describe-db-instances は最大 100 個のインスタンスの説明を返します。

  • --query — 省略可能。結果に含めるインスタンスのメンバーを指定します。このパラメータを省略すると、すべてのインスタンスメンバーが返されます。

次の例では、最大 100 個のインスタンスのインスタンス名とクラスを検索します。

複数 Linux、macOS、または Unix:

aws docdb describe-db-instances \ --query 'DBInstances[*].[DBInstanceIdentifier,DBInstanceClass]'

複数 Windows:

aws docdb describe-db-instances ^ --query 'DBInstances[*].[DBInstanceIdentifier,DBInstanceClass]'

このオペレーションによる出力は、次のようになります (JSON 形式)。

[ [ "docdb-2019-05-13-20-51-24", "db.r5.large" ], [ "docdb-2019-05-13-20-51-242", "db.r5.large" ], [ "docdb-2019-05-13-20-51-52", "db.r5.4xlarge" ], [ "docdb-2019-05-13-20-51-522", "db.r5.4xlarge" ] ]

詳細については、「Amazon DocumentDB インスタンスの説明」を参照してください。

インスタンスのクラスを変更する

AWS マネジメントコンソール または AWS CLI を使用して、インスタンスのインスタンスクラスを変更できます。詳細については、「Amazon DocumentDB インスタンスを変更する」を参照してください。

リージョン別のサポートされるインスタンスクラス

Amazon DocumentDB では、次のインスタンスクラスがサポートされています。

  • R5 — 現行世代のメモリ最適化

  • R4 — 現行世代のメモリ最適化

インスタンスクラスの詳細な仕様については、「インスタンスクラスの仕様」を参照してください。

特定のインスタンスクラスは、特定のリージョンでサポートされる場合とサポートされない場合があります。次の表に、各リージョンで Amazon DocumentDB によってサポートされるインスタンスクラスを示してあります。

リージョン別のサポートされるインスタンスクラス

インスタンス クラス
リージョン R5 R4

米国東部 (オハイオ)

サポート対象

サポート対象

米国東部(バージニア北部)

サポート対象

サポート対象

米国西部 (オレゴン)

サポート対象

サポート対象

アジアパシフィック (ソウル)

サポート対象

アジアパシフィック (シドニー)

サポート対象

アジアパシフィック (東京)

サポート対象

カナダ (中部)

サポート対象

欧州 (フランクフルト)

サポート対象

欧州 (アイルランド)

サポート対象

サポート対象

欧州 (ロンドン)

サポート対象

インスタンスクラスの仕様

次の表に、Amazon DocumentDB インスタンスクラスの詳細を示します。各テーブル列の説明については、表の下部を参照してください。

サポートされる Amazon DocumentDB インスタンスクラス

インスタンスクラス vCPU1 ECU2 メモリ (GiB)3 最大帯域幅 (Mbps)4 ネットワークパフォーマンス5
R5 – 現行世代のメモリ最適化インスタンスクラス
db.r5.large 2 10 16 最大 3,500 最大 10 Gbps
db.r5.xlarge 4 19 32 最大 3,500 最大 10 Gbps
db.r5.2xlarge 8 38 64 最大 3,500 最大 10 Gbps
db.r5.4xlarge 16 71 128 3,500 最大 10 Gbps
db.r5.12xlarge 48 173 384 7,000 10 Gbps
db.r5.24xlarge 96 347 768 14,000 25 Gbps
R4 – 現行世代のメモリ最適化インスタンスクラス
db.r4.large 2 7 15.25 437 最大 10 Gbps
db.r4.xlarge 4 13.5 30.5 875 最大 10 Gbps
db.r4.2xlarge 8 27 61 875 最大 10 Gbps
db.r4.4xlarge 16 53 122 875 最大 10 Gbps
db.r4.8xlarge 32 99 244 875 10 Gbps
db.r4.16xlarge 64 195 488 14,000 25 Gbps
  1. vCPU—仮想中央演算装置 (CPU) の数。仮想 CPU は、インスタンスクラスの比較に使用できる容量の単位です。特定のプロセッサを購入またはリースして数か月から数年間使用する代わりに、時間単位で処理能力をレンタルすることができます。当社の目的は、実際に利用しているハードウェアがどのようなものであろうと、一定量の CPU 能力を安定したかたちで提供することです。

  2. ECU—Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスの整数処理能力の相対的測定基準。異なるインスタンスクラス間で開発者がより間単に CPU 能力値を比較できるように、Amazon EC2 コンピュートユニットが定義されています。特定のインスタンスに配分されている CPU 量は、これらの EC2 コンピュートユニット (ECU) で明示されます。現在のところ、1 つの ECU で、1.0~1.2 GHz 2007 Opteron または 2007 Xeon プロセッサと同等の CPU 能力が提供されます。

  3. メモリ (GiB)—インスタンスに割り当てられた RAM (ギガバイト単位)。通常、メモリと vCPU の比率は一定です。

  4. 最大帯域幅 (Mbps) - 最大帯域幅 (メガビット/秒)。8 で割ると、メガバイト/秒でのスループットが得られます。

  5. ネットワークパフォーマンス — 他のインスタンスクラスとの相対的なネットワーク速度。