Amazon S3 File Gateway でのファイル属性のサポート

Amazon S3 File Gateway は、デフォルトで DOS または Windows ファイル属性をサポートしています。S3 File Gateway を使用すると、Amazon S3 に配置されたときに項目をアーカイブ済みとしてマークするなど、ファイルデータとメタデータを保持し、設定を更新できます。DOS および Windows ファイル属性の詳細については、Windows アプリ開発ドキュメントウェブサイトの「ファイル属性定数」記事を参照してください。

S3 File Gateway では、次の属性がサポートされています。

• ReadOnly – S3 File Gateway は、ReadOnly 属性が設定されているファイルへの変更を防ぎます。

• アーカイブ – ファイルがゲートウェイに最初に追加されると、S3 File Gateway はこの属性を設定します。

  注記

  バックアップアプリケーションは通常、アーカイブビットが設定されたファイルをバックアップし、バックアップが成功したらビットをクリアします。

• 非表示 – サーバーメッセージブロック (SMB) クライアントは、このビットセットを使用するファイルを非表示にします。

• システム – この属性は、設定した後も保持されます。

属性が設定されている S3 File Gateway にファイルをコピーすると、ファイルの DOS または Windows 属性は S3 File Gateway と Amazon S3 に保持されます。ゲートウェイ上のファイルのこれらの属性を更新できます。これらの更新は Amazon S3 のオブジェクトにも適用されます。ファイルがゲートウェイから削除された場合、ゲートウェイはリクエスト時に Amazon S3 からファイル、メタデータ、および永続属性をプルします。

注記

DOS 属性は、SMB 共有および Windows アクセスコントロールリストによってアクセスが制御されている場合にのみサポートされます。