加重ルーティングでは、エンドポイントグループ内の特定のリソース (エンドポイント) にルーティングされるトラフィックの量を選択できます。これは、ロードバランシングやアプリケーションの新しいバージョンのテストなど、いくつかの方法で役立ちます。
重みは、Global Accelerator が標準アクセラレーターのエンドポイントに向けるトラフィックの割合を決定するために設定できる値です。エンドポイントには、Network Load Balancer、Application Load Balancer、Amazon EC2 インスタンス、または Elastic IP アドレスを使用できます。Global Accelerator は、エンドポイントグループ内のエンドポイントの重みの合計を計算し、各エンドポイントの重みと合計の比率に基づいてトラフィックをエンドポイントに送信します。デフォルトでは、エンドポイントの重みは 128 に設定されています。これは最大値の 255 の半分です。
エンドポイントの重みの仕組み
重みを使用するには、エンドポイントグループ内の各エンドポイントに、送信するトラフィックの量に対応する相対重みを割り当てます。デフォルトでは、エンドポイントの重みは 128 です。つまり、重みの最大値の半分である 255 です。Global Accelerator は、グループ内のすべてのエンドポイントの合計重みに比例して割り当てた重みに基づいて、エンドポイントにトラフィックを送信します:

例えば、トラフィックのごく一部を 1 つのエンドポイントに送信し、残りを別のエンドポイントに送信する場合、重みをそれぞれ 1 と 255 を指定します。重みが 1 のエンドポイントは、トラフィックの 1/256 (1/1+255) を、他のエンドポイントは 255/256 (255/1+255) を取得します。重みを変更することで、トラフィックボリュームのバランスを各エンドポイントに段階的に変更できます。エンドポイントへのトラフィック送信を停止するには、リソースの重みを 0 に変更します。
アクセラレーターでエンドポイントの重みを設定しても、特定の限定されたシナリオでは、Global Accelerator がそれらの重みを上書きして可用性を確保することに注意してください。つまり、Global Accelerator がエンドポイントグループ内のエンドポイント間でトラフィックをロードバランシングする場合、特定の状況では、クライアントトラフィックの可用性を維持するか、エンドポイントの重みに従うかを選択する必要があります。例えば、クライアントの IP アドレスが保存されているアクセラレーターでは、接続の衝突を避けるために Global Accelerator がエンドポイントの重み設定を上書きする必要があります。