Lumberyard
リリースノート

Lumberyard リリースノート – Beta 1.9 (2017 年 4 月)

Lumberyard Beta 1.9 では、新機能、改善、修正が加えられています。当社で Lumberyard を改善し続けるにあたり、開発者コミュニティの皆様に感謝します。皆様のフォーラムへの参加、メッセージ、およびバグレポートがなかったら、Lumberyard 1.9 は現在のように強力になっていないでしょう。今後も lumberyard-feedback@amazon.com 宛にフィードバックを送信してください。フォーラムへのご意見のご投稿をお待ちしています。当社のブログでは、新しい変更に関する最新情報を入手でき、ご意見をお知らせいただくこともできます。

ハイライト

Lumberyard 1.9 にある機能のサンプルを次に示します。

Lumberyard インストールの「エクスプレス」と「カスタム」の選択

Lumberyard セットアップアシスタント を起動すると、エクスプレスインストールまたはカスタムインストールを選択する画面が表示されます。エクスプレスを選択すると、必要なソフトウェアだけがインストールされるため、Lumberyard エディタ をすばやく起動できます。カスタムを選択すると、独自のセットアップを行って、サードパーティー製のソフトウェアや SDK をインストールできます。

セットアップを変更した場合は、インストールオプションが表示されないことがあります。たとえば、SDK を必要とする機能を選択している場合や Visual Studio バージョンが選択されていない場合は、インストールオプションが表示されません。

Lumberyard の評価とフィードバックの提供

お客様からのご意見・ご感想を歓迎いたします。Lumberyard を評価して Lumberyard チームにフィードバックを提供していただくのは簡単です。エディタ内のフィードバック機能を使用して、エディタやツールを数日間使用した後の評価やフィードバックを送信できます。

スターターゲームのサンプル

[Starter Game (スターターゲーム)] のサンプルを参照することで、Lumberyard の各システムを組み合わせてゲームを作成する方法を理解できます。[Starter Game (スターターゲーム)] は、Lumberyard コンポーネントエンティティシステムで構築した小さな三人称視点ゲームです。[Starter Game (スターターゲーム)] では、コンポーネントエンティティに加えて、二足歩行、ボクセルベースのグローバル照明、時刻システムなどの使い方も示しています。このサンプルでは、ユーザーは、遠くにある惑星でクラッシュしたロボット、ジャックの役割を演じます。ジャックは周囲を探索して、惑星を占領している敵のロボットから自分の身を守る必要があります。ユーザーは、ジャックまたは [Starter Game (スターターゲーム)] サンプル内のその他のアセットを使用して、自身のプロジェクトのプロトタイプを作成できます。詳細については、「スターターゲームのサンプル」を参照してください。

Cloud Canvas の更新: クラウド Gem プレイヤーアカウントと AWS SDK アップグレードスクリプト

Lumberyard ベータ 1.9 での Cloud Canvas の更新は以下のとおりです。

  • [Cloud Gem Player Account (Cloud Gem プレイヤーアカウント)] は、カスタマイズ可能なスタンドアロンプレイヤー認証および管理ソリューションを提供します。たとえば、プレーヤーの登録時や追加のメタデータの保存時にゲームキーが必要になる場合があります。ゲームキーを要求するには、Amazon Cognito のプレサインアップ Lambda トリガーを使用して、Lambda 関数で検証を実装し、ゲームキーをサインアップリクエストとともに渡すことができます。

  • Lumberyard に追加されたアップグレードスクリプトを使用すると、現在使用している AWS ネイティブ SDK のバージョンまたはサービスをカスタマイズできます。このアップグレードスクリプトを使用して、Lumberyard に含まれているすべてのサービスのプレビルドをインストールすることもできます。\Tools\AWSNativeSDK\Upgrader\Upgrade.py ディレクトリ から更新したスクリプトにアクセスします。

2 つの点にご注意ください。

  • バージョンを変更する場合は、SetupAssistantConfig.json ファイル (\dev ディレクトリ内) でもバージョンを更新する必要があります。

  • サービスを追加する場合は、aws_native_sdk_shared.json ファイルと aws_native_sdk_static.json ファイル (\dev\_WAF_\3rdParty ディレクトリ内) でもサービスを追加する必要があります。

詳細については、「Cloud Canvas」を参照してください。

パーティクルエディタ の新機能と改善点

Lumberyard ベータ 1.9 の [パーティクルエディタ] では、ゲームの驚異的な視覚効果を演出するさまざまな新機能、ユーザビリティの改善、OS サポートが導入されています。これには以下が含まれます。

  • 再設定可能なエミッタ階層

  • GPU 機能

  • 5 つの新しいエミッタタイプ

Lumberyard は、AAA から小さなスタジオまでのあらゆるチームに緊密に統合されています。そのため、当社のロードマップはお客様との協力に基づいて進められます。[パーティクルエディタ] は、このようなお客様との関係に基づく継続的なコミュニケーションとフィードバックが結実した好例です。

詳細については、パーティクル効果システムを参照してください。

SpeedTree 8 が Lumberyard で使用可能に

SpeedTree 8 for Lumberyard は、ネイティブの Lumberyard 植物ツールを利用した手続き型の植物モデリングプログラムです。SpeedTree 8 for Lumberyard を使用すれば、木、薮、風変わりな異星群葉、その他の植物を作成し、簡単に繰り返すことができます。SpeedTree のモデラーには、複雑な群葉を生成して Lumberyard に直接エクスポートするための簡単なワークフローが用意されており、これまで以上に迅速に群葉を作成できます。

フル機能の SpeedTree 8 for Lumberyard は、こちらからダウンロードできます。

詳細については、「SpeedTree 8 for Lumberyard の使用」を参照してください。

ブレンドレイヤーの更新

ブレンドレイヤー 2 に、RGB 鏡面色と滑らかさスライダーが追加されました。

Amazon GameLift Local を使用したコードの変更のテスト

このクライアント側のデバッグツールは、ローカル開発マシンで Amazon GameLift API のテストセットをエミュレートします。ゲームサーバーをアップロードして Amazon GameLift インスタンスで実行しなくても、反復コードの変更をテストできます。Windows および Linux デバイスで Amazon GameLift Local を使用し、Amazon GameLift SDK を使用するゲームクライアントおよびサーバーをテストできます。Amazon GameLift Local は、Server SDK のダウンロードで使用できます。詳細については、「統合をテストする」を参照してください。

新しいバーチャルリアリティ機能

Lumberyard Beta 1.9 では、バーチャルリアリティ用に以下の機能が追加されています。

  • [Virtual Reality Project (バーチャルリアリティプロジェクト)] サンプルに以下の Lua スクリプトが追加されました。

    • teleport – テレポートの処理に左右のコントローラーと入力イベントを使用します。

    • controller – アタッチされているエンティティの変換を修正します。そのために、アタッチされているカメラに対して左または右のモーションコントローラーの変換を使用します。

    • raycast – 地形またはナビゲーションメッシュを使用してレイキャストを実行し、キャストの位置を返します。

    • instantvr – instantVR スライスで使用されるロジックを駆動します。

  • instantVR スライスは、コントローラーの追跡機能、テレポート機能、およびナビゲーションエリアの生成機能を備えた VR プロジェクトを構築する開始点を提供します。

  • [VR Islands] レベルは、instantVR スライスを使用してレベルを作成およびカスタマイズする方法を示します。

詳細については、「バーチャルリアリティ」と「VR Islands Level (VR Islands レベル)」を参照してください。

UI システムの機能に対するサポートの追加

[UI エディタ] では、メニュー、ボタン、HUD (ヘッドアップディスプレイ) などのさまざまなユーザーインターフェイス要素を作成、可視化、カスタマイズできます。Lumberyard Beta 1.9 では、UI システムの以下の機能に対するサポートが追加されています。

Lua

  • すべての UI システムバスは Lua に公開されるようになりました。

  • UI 要素で [Lua Script (Lua スクリプト)] コンポーネントを使用できるようになりました。

  • UI システムバスの API オペレーションは、レガシータイプではなく AZ タイプを使用するように更新されました。たとえば、カラーパラメータで AZ::Color タイプを使用できるようになりました。

  • Lua スクリプトは UI プレビューモードで実行するようになりました。

スライス

  • スライスを [UI エディタ] で使用できるようになりました。

  • [UI Spawner] コンポーネントは動的なスライスをサポートするようになりました。

  • UI プレハブが廃止され、代わりにスライスが使用されるようになりました。

UI エディタ

  • UI キャンバスコンパイラが追加されました。

  • エディタはフォントのカーニングをサポートするようになりました。

詳細については、UI システム を参照してください。

物理ベースシェーディング (PBS) の参照資料 Gem

Lumberyard ベータ 1.9 には、36 個の物理ベースの参照資料のコレクションがアセット Gem としてまとめられています。事前に用意された .dds ファイルとアセットを \dev\engine\materials\pbs_reference ディレクトリから削除しました。代わりに、ソース .tif ファイルをアセット Gem で使用できるようになりました。法線マップが正しくなり、preset=NormalsWithSmoothness を使用するようになりました。アセット Gem は、SamplesProject と新しく作成したプロジェクトでデフォルトでアクティブになります。

新しいコメントコンポーネント

[Comment (コメント)] コンポーネントを使用すると、コンポーネントエンティティに長い形式のテキストコメントを追加できます。[Comment (コメント)] コンポーネントを有効にすると、表示されるダイアログボックスが入力したコメントのサイズに基づいて拡張されます。詳細については、「コメントコンポーネント」を参照してください。

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