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モダナイゼーションアプローチ
移行は複雑で、さまざまな不確定要素が多くあります。AWSMainframe Modernization は、短期的な成果をもたらす発展的なアプローチです。この成果は、俊敏性を向上させ、後で最適化や革新を行う機会を増やすことによって得られます。さらに、AWS Mainframe Modernization はプロセスを簡素化するのに役立ちますが、クライアントの会社やビジネスの特性を尊重します。AWS Mainframe Modernization がサポートする主な 2 つのアプローチは、自動リファクタリングとリプラットフォームです。どちらを選択するかは、クライアントの状況によって異なります。
自動リファクタリングでは、AWS Blu Age のツールを使用して、コードやデータ、依存関係を最新の言語、データストア、フレームワークに自動的に変換し、同じビジネス機能との機能的等価性を保証します。
リプラットフォームでは、Micro Focus のツールを使用して、メインフレームのワークロードを AWS のアジャイルサービスに変換します。
モダナイゼーションのジャーニーについては段階的に考えることができます。第 1 段階には、評価、準備、移行とモダナイズという 3 つのフェーズがあります。次の段階は運用と最適化の段階で、イノベーションの機会をさらに明確にすることができます。
評価フェーズ
全体を俯瞰して、評価フェーズでは移行の準備が整っているかどうかを調べます。ビジネスケースを定義し、AWS が提供するワークショップやイマージョンデー (デモとラボ) でチームを教育します。ワークショップとイマージョンデーでは、さまざまなトピックを取り上げています。これらのタスクは AWS Mainframe Modernization 以外で行われます。
準備フェーズ
準備フェーズでは、キックオフを行ってプロジェクトを開始し、メインフレームアプリケーションからデータを抽出して移行ツールに取り込む検出プロセスを実行します。移行するアプリケーションを特定し、試行するアプリケーションをいくつか選択します。ビジネスケースを絞り込み、移行計画を立て、セキュリティとコンプライアンス、アカウントガバナンス、運用モデルをどのように処理するかを決定します。チームから適切な人材を集め、クラウドセンターオブエクセレンスを設置します。パイロット運用を実施し、わかったことを文書化します。移行計画とビジネスケースを改善します。これらのタスクの多くは、AWS Mainframe Modernization 以外で行われます。
移行とモダナイズフェーズ
移行とモダナイズのフェーズは各アプリケーションに適用され、人員の割り当て、詳細な調査、AWS の適切なアプリケーションアーキテクチャの検討、アプリケーションランタイム環境の設定、コードのリプラットフォームやリファクタリング、他のシステムとの統合、テストなど、いくつかのタスクで構成されます。フェーズの最後に、リプラットフォームまたはリファクタリングされたアプリケーションを本番環境にデプロイし、AWS の新しいシステムに移行します。これらのタスクのほとんどまたはすべてが、AWS Mainframe Modernization、別の AWS サービス、または AWS Mainframe Modernization がアクセスを提供するツールで実行されます。
自動リファクタリングを使用する場合は、Blu Insights
メインフレームから AWS へデータを移行する際、AWS SCT と AWS Database Migration Service を使用することをお勧めします。詳細については、AWS Schema Conversion Tool ユーザーガイドの「What is the AWS Schema Conversion Tool?」および AWS Database Migration Serviceユーザーガイドの「What is AWS Database Migration Service?」を参照してください。
運用と最適化フェーズ
運用と最適化のフェーズでは、デプロイしたアプリケーションの監視、リソースの管理、セキュリティとコンプライアンスを最新の状態に保つことに重点を置きます。また、移行したワークロードを最適化する機会を評価します。
