HTTP 送信先 - AWS Elemental MediaConnect

HTTP 送信先

フローの各出力は、異なる宛先に送信する必要があります。送信先を定義するパラメータはプロトコルによって異なりますが、どのプロトコルでも送信先の複合識別子が使用されます。たとえば、ポートが重複していない限り、複数の出力が同じ宛先の IP アドレスを指すことがあります。同様に、リモート ID が異なる限り、複数の出力が同じストリーム ID を指していてもかまいません。次のテーブルは、各プロトコルが送信先を定義する方法を示しています。

注記

一部のプロトコルでは、エラー修正のために追加のポートが必要です。これらのプロトコルを使用する出力の場合、AWS Elemental MediaConnect は追加のポートを自動的に予約します。このプロトコルは、予約する必要のあるポートを具体的に定義します。たとえば、プロトコルによっては、エラー修正にポート番号 +2 とポート番号 +4 が必要です。出力にポート 5000 を指定すると、サービスによってポート 5000、5002、および 5004 が割り当てられます。

プロトコル 送信先の定義 必須ポート
CDI 各メディアストリームのポート

各メディアストリームに指定するポート。出力に必要なポートはこれだけです。

RIST IP アドレス、ポート、およびポート +1

指定したポートと 1 つの追加ポート。このサービスは、指定したポート番号 +1 のポートを自動的に予約します。

たとえば、出力にポート 3000 を指定すると、サービスはポート 3001 も予約します。

RTP IP アドレスとポート 指定するポート。出力に必要なポートはこれだけです。
RTP-FEC IP アドレス、ポート、ポート +2、およびポート +4

指定したポートと 2 つの追加ポート。このサービスは、指定したポート番号 +2 および +4 のポートを自動的に予約します。

たとえば、出力にポート 2000 を指定すると、サービスはエラー修正用にポート 2002 と 2004 も予約します。

SRT リスナー CIDR 許可リストとポート 指定するポート。出力に必要なポートはこれだけです。
SRT コーラー IP アドレスとポート 指定するポート。出力に必要なポートはこれだけです。
Fujistu-QoS CIDR 許可リストとポート 指定するポート。出力に必要なポートはこれだけです。
ST 2110 JPEG XS 各メディアストリームのポート

各メディアストリームに指定するポート。出力に必要なポートはこれだけです。

Zixi プル ストリーム ID、リモート ID、および CIDR 許可リスト サービスは、これらの出力に対して自動的にポート 2077 を使用します。
Zixi プッシュ IP アドレス、ストリーム ID、およびポート 指定したポートは、出力に必要な唯一のポートです。