出力へのタイムコードの配置 - MediaConvert

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出力へのタイムコードの配置

出力ごとにタイムコード関連の設定は、[Timecode insertion] と [Timecode burn-in] の 2 つあり、それぞれ個別に調整できます。

タイムコードメタデータの挿入

タイムコード挿入設定によって、特定の出力のメタデータにタイムコードが埋め込まれているかどうかが決まります。 MediaConvert 出力コーデックに応じて、この情報を適切な場所に自動的に配置します。MPEG-2 や Apple QuickTime などのコーデックでは、サービスはビデオの I ProRes フレームメタデータにタイムコードを挿入します。H.264 (HEVC) と H.265 (AVC) の場合、タイムコードは SEI (Supplemental Enhancement Information) ピクチャタイミングメッセージに挿入されます。

タイムコードのメタデータを出力に含めるには (コンソール)
  1. [Create job] (ジョブの作成) ページの左側の [Job] (ジョブ) ペインで、入力を選択します。

  2. [ストリーム設定] の [タイムコードの挿入] で、[挿入] を選択してタイムコードのメタデータを含めます。タイムコードのメタデータを省略するには、[無効] を選択します。

タイムコードメタデータを出力 (API、SDK、および) に含めるには AWS CLI
  • JSON ジョブ仕様で、TimecodeInsertionSettingsOutputGroupsOutputsにあるの値を設定します。VideoDescription

    タイムコードのメタデータを含めるには、PIC_TIMING_SEI を使用します。タイムコードのメタデータを省略するには、DISABLED を使用します。

ビデオフレームへのタイムコードの焼き付け

[Timecode burn-in] (タイムコードの焼き付け) 設定では、特定の出力でビデオフレーム自体に可視のタイムコードを刻み込むかどうかを決定します。タイムコードは、オーバーレイではなく、ビデオフレームの永続的な一部となります。

出力にタイムコードを焼き付けるには (コンソール)
  1. [Create job] (ジョブの作成) ページの左側の [Job] (ジョブ) ペインで、入力を選択します。

  2. [Stream settings] (ストリーム設定) の [Preprocessors] (プリプロセッサ) で、[Timecode burn-in] (タイムコードの焼き付け) を選択します。

  3. オプションで、[Prefix] (プレフィックス)、[Font size] (フォントサイズ)、および [Position] (位置) の各設定の値を指定します。これらの値を指定しない場合でも、以下のデフォルト値を使用してタイムコードが出力に焼き付けられます。

    • [Prefix] (プレフィックス): プレフィックスなし

    • [Font size] (フォントサイズ): [Extra Small (10)] (極小 (10))

    • [Position] (位置): [Top Center] (上中央)

    各設定の詳細については、[Timecode burn-in] (タイムコードの焼き付け) の横にある [Info] (情報) リンクを選択してください。

出力 (API、SDK、および) にタイムコードを書き込むには AWS CLI
  1. JSON ジョブ仕様には、その設定を含めてください。TimecodeBurnin TimecodeBurninSettings、、OutputGroupsOutputsVideoDescription、にありますVideoPreprocessors

  2. オプションで、TimecodeBurnin の子である設定の値を指定します。これらの値を指定しない場合、タイムコードは以下のデフォルト値を使用して出力に焼き付けられます。

    • Prefix: プレフィックスなし

    • FontSize: 10

    • Position: TOP_CENTER