パッケージャ設定のフィールド - AWS Elemental MediaPackage

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パッケージャ設定のフィールド

パッケージャ設定のフィールドには、エンドポイントに関する一般的な情報を保持します。

  1. [パッケージタイプ] で、[Apple HLS] を選択します。

  2. (オプション) [Segment duration (セグメント時間)] に、各セグメントの時間 (秒単位) を入力します。入力セグメントの長さと同じか、その倍数の値を入力します。入力した値が入力セグメント時間と異なる場合、AWS Elemental MediaPackage は最も近いセグメント時間の倍数にセグメントを切り捨てます。

  3. (オプション) [ライブプレイリストウィンドウの期間] に、親マニフェストの総時間 (秒単位) を入力します。

  4. (オプション) すべてのオーディオトラックを 1 つの HLS レンディショングループにまとめるには、[オーディオレンディショングループを使用] を選択します。レンディショングループの詳細については、「AWS Elemental MediaPackage のレンディショングループのリファレンス」を参照してください。

  5. (オプション) DVB の字幕を出力にパススルーするには、[DVB 字幕を含める] を選択します。

  6. (オプション) 他のトラックとともに追加の I フレームのみのストリームをマニフェストに含めるには、[IFrame のみのストリームを含める] を選択します。MediaPackage は、マニフェストの最初のレンディションから I フレーム専用ストリームを生成します。サービスは EXT-I-FRAMES-ONLY タグを出力マニフェストに挿入し、I フレーム専用再生リストを生成した上で、それをストリームに含めます。この再生リストでは、早送りや巻き戻しなどのプレイヤー機能を利用できます。

  7. (オプション) [プログラムの日付/時間間隔] に、MediaPackage によって EXT-X-PROGRAM-DATE-TIME タグがマニフェストに挿入される間隔 (秒単位) を入力します。

    EXT-X-PROGRAM-DATE-TIME タグには、セグメントの時間が保持されます。ソースコンテンツでプログラム日時 (PDT) に関する情報が利用可能な場合、MediaPackage は、それと同じ情報を出力コンテンツにも使用します。それ以外の場合、MediaPackage は PDT に協定世界時 (UTC) を使用します。

    PDT 情報は、ダウンストリームプレイヤーがストリームをウォールクロックに同期させるのに役立ちます。それにより、視聴者が再生タイムラインでシークしたり、プレイヤーで時間を表示したりするなどの機能が有効になります。

  8. (オプション) [プレイリストタイプ] で、[イベント] または [VOD] を選択します。イベントまたは VOD として指定すると、対応する EXT-X-PLAYLIST-TYPE エントリがメディアプレイリストに含まれます。プレイリストが live to VOD コンテンツであるかどうかを示します。

SCTE-35 に関するオプション

以下の各フィールドにより、MediaPackage が入力ストリームからの SCTE-35 メッセージを、どのように処理するかを決定します。詳細については、「AWS Elemental MediaPackage の SCTE-35 メッセージオプション」を参照してください。

  1. (オプション) [広告マーカー] で、パッケージ化したコンテンツに広告マーカーを含める方法を選択します。

    次から選択します。

    • [None] (なし) – すべての SCTE-35 広告マーカーを出力から省きます。

    • パススルー – SCTE-35 広告マーカーを、入力 HLS の入力ストリームから出力に直接コピーします。

    • SCTE-35 Enhanced – 入力ストリームの SCTE-35 入力メッセージに基づいて、出力で広告マーカーとブラックアウトタグを生成します。

    • 日付範囲 – 広告やプログラムの移行を知らせるために HLS および CMAF マニフェストで EXT-X-DATERANGE タグを出力します。

  2. (オプション) [広告トリガー] で、出力で広告マーカーとして扱う SCTE-35 メッセージタイプを選択します。ここでの選択を行わない場合、MediaPackage は、以下のメッセージタイプに基づいた広告マーカーを出力マニフェストに挿入します。

    • スプライス挿入

    • プロバイダー広告

    • ディストリビューター広告

    • プロバイダー配置機会

    • ディストリビューター配置機会

  3. (オプション) [配信制限に関する広告] で、SCTE-35 メッセージのセグメンテーション記述子内の配信制限フラグに基づいて MediaPackage が実行する広告挿入アクションを選択します。

    • [None] (なし) – MediaPackage は、出力マニフェストに広告マーカーを挿入しません。

    • [Restricted] (制限あり) – [Customize ad triggers] (広告トリガーをカスタマイズ) で指定した、SCTE-35 メッセージタイプでの配信制限がある場合に、MediaPackage は広告マーカーを挿入します。

    • [Unrestricted] (制限なし) – [Customize ad triggers] (広告トリガーをカスタマイズ) で指定した、SCTE-35 メッセージタイプでの配信制限がない場合に、MediaPackage は広告マーカーを挿入します。

    • [Both] (両方) – [Customize ad triggers] (広告トリガーをカスタマイズ) で指定した、SCTE-35 メッセージタイプでの配信制限があるかどうかにかかわらず、MediaPackage は広告マーカーを挿入します。