AWS ParallelCluster UI

AWS ParallelCluster UI は、クラスターを作成、監視、管理するためのダッシュボードとして機能するウェブベースのユーザーインターフェイスです。AWS アカウント に AWS ParallelCluster UI をインストールしてアクセスします。AWS ParallelCluster UI は AWS ParallelCluster バージョン 3.5.0 で追加されました。

AWS ParallelCluster UI をインストールして開始するには、「AWS ParallelCluster UI のインストール」と「AWS ParallelCluster UI によるクラスターの設定と作成」を参照してください。

AWS ParallelCluster UI は以下の機能をサポートしています。

• 以下を表示します。

  • AWS ParallelCluster で AWS アカウント に作成したクラスターのリスト。

  • リストされたクラスターの使用可能なステータスと詳細。

  • モニタリングに使用できる CloudFormation スタックイベントと AWS ParallelCluster のログ。

  • クラスターで実行中のジョブのステータス。

  • クラスターをビルドする際に使用できる、カスタムイメージのリスト。

  • UI がクラスターの作成に使用する公式イメージのリスト。

  • AWS ParallelCluster UI にアクセスできるユーザーのリスト。ユーザーの追加や削除ができます。

• クラスターを作成、編集 (更新) し、サポートされているクラスター機能を選択して追加、編集、削除する方法を段階的に説明します。編集中のクラスター構成では、アクセスできない入力フィールドは変更できません。クラスターをデプロイする前に、クラスター構成のドライラン検証を実行することもできます。

• [クラスター] ビューのヘッドノードにアクセスするための直接シェルリンクを備えています。ステップバイステップのガイダンスで [SSM セッションの追加] を選択し、ヘッドノードにダイレクトシェルアクセスと SSM マネージドインスタンスコアポリシーを追加します。

AWS ParallelCluster UI を使用してクラスターを作成および管理する際は、以下の点を考慮します。

• クラスターの作成と編集、またはイメージの構築は、AWS ParallelCluster UI の作成に使用したのと同じ AWS ParallelCluster バージョンでのみ可能です。それ以前のバージョンのクラスターまたはイメージでは表示のみ可能です。複数のバージョンのクラスターとイメージを管理する場合は、各バージョンをサポートする AWS ParallelCluster UI インスタンスを作成することをお勧めします。

• AWS ParallelCluster UI は pcluster CLI 機能を反映するように設計されています。ただし、相違点がいくつかあります。ステップバイステップのガイダンスに従えば、サポートされているすべての機能を使用していることになります。デプロイする前に、クラスターまたはイメージの設定を手動で編集するオプションがあります。その場合は、[ドライラン] を選択して設定を検証し、編集が完全にサポートされていることを確認することをお勧めします。

注記

AWS ParallelCluster UI は AWS Batch をサポートしていません。