Automation

複数のサーバーを移行する場合、コマンドラインを使用して AWS App2Container ワークフローを実行することはスケーラブルなソリューションではありません。例えば、各ワークフローの進行状況を手動で管理して追跡するのは、膨大な作業です。アプリケーションサーバーにインターネットアクセスがない、あるいは十分なハードウェアリソースがない場合、または Docker エンジンをインストールできない場合は、移行がさらに複雑になる可能性があります。Red Hat Ansible または Jenkins を使用してサーバーを管理している場合は、そのツールを使用して 　App2Container ワークフローをオーケストレーションすることができます。

Ansible を使用した自動化

Ansible Playbook はタスクの連続パフォーマンスを自動化し、各アプリケーションの移行の進行状況をモニタリングします。これにより、人的介入が減り、最終的には移行が高速になります。Playbook は、アプリケーションサーバーとワーカーマシンの両方と通信できるワーカーマシンまたはプロキシインスタンスから実行できます。プレイブックは複数のアプリケーションサーバーを並行してコンテナ化できます。Ansible を使用して App2Container のエンドツーエンドワークフローを自動化する方法の詳細については、Ansible ブログ記事「Automate AWS App2Container workflow using Ansible」を参照してください。

Jenkins を使用した自動化

Jenkins を使用すると、複数のアプリケーションサーバーのモダナイゼーションを一元管理できます。Jenkins ユーザーインターフェイスを使用して App2Container ワークフローを視覚化できます。Jenkins を使用すると、アプリケーションの既存の継続的インテグレーションパイプラインを App2Container によって作成されたパイプラインに簡単に統合できます。