タグの適用

タグは、タグエディタまたは AWS CloudFormation を使用するか、コスト配分タグをアクティブ化することで実装できます。タグエディタを使用すると、AWS マネジメントコンソールでタグを作成または削除できます。(AWS CloudFormation を使用して) コードとしてのインフラストラクチャに取り組んでいる場合は、AWS サービスのプロビジョニングと管理に使用しているコードと同じコードでタグを作成または削除できます。コスト配分タグには、請求およびコスト管理コンソールのタグを有効化します。

タグエディタの使用

タグエディタを使用して、タグ付けするリソースを検索します。その後、コンソールのリソースにタグを適用します。コンソールで、[サービス]、[管理とガバナンス]、[リソースグループとタグエディタ] の順に選択し、[タグエディタ] を選択します。

タグエディタは AWS マネジメントコンソールで利用できるサービスですが、対応可能なリソースは限られています。また、(AWS CloudFormation などを使用して) 独自のスクリプトを作成しない限り、1 つのアカウントに固有です。

CloudFormation を使用してリソースにタグ付けする

次の CloudFormation コードの例は、AWS リソースにタグを適用する方法を示しています。EC2 インスタンスを起動するのと同じスクリプトに、タグキーや値などを含めることができます。

Ec2Instance:
Type: AWS::EC2::Instance
  Properties:
    ImageId:
      Fn::FindInMap:
        - "RegionMap"
        - Ref: "AWS::Region"
        - "AMI"
    Tags:
      - Key: "cost-center-id"
        Value: "ABC123"

コスト配分タグの使用

コスト配分タグを有効化すると、AWS はコスト配分レポートでリソースコストの分類にコスト配分タグを使用します。AWS には以下の 2 つのタイプのコスト配分タグがあります。

• AWS 生成タグ

• ユーザー定義のタグ

ユーザー定義のタグの場合、ビジネスカテゴリ (コストセンター、アプリケーション名、所有者など) を表すタグを適用すると、複数のサービスにわたってコストを分類できます。AWS リソースにタグを適用し、請求情報とコスト管理コンソールでタグを有効化化すると、AWS は、アクティブなタグ別にグループ化された使用状況とコストを含むコスト配分レポートを、カンマ区切り値 (CSV) ファイルとして生成します。

タグのステータスがアクティブであることを確認します。アクティブでない場合は、作成したタグを有効化する必要があります。