VMware Live Cyber Recovery

注意

2024 年 4 月 30 日現在、VMware Cloud on AWS は AWS またはそのチャネルパートナーによって再販されなくなりました。このサービスは、Broadcom を通じて引き続き利用できます。詳細については、 AWS 担当者にお問い合わせください。

VMware Live Cyber Recovery (VMware ドキュメント) は、ディザスタリカバリへの階層型アプローチを提供するサービスとしてのディザスタリカバリ (DRaaS) ソリューションです。目標復旧時点 (RPO) と目標復旧時間 (RTO) のコストとタイムスケールを、特定のワークロードの要件を満たすように調整することができます。そうすることで、信頼性の高い保護と、ディザスタリカバリリソースの効率的な活用との間でバランスを取ることができます。VMware Live Cyber Recovery では、次のことができます。

• 仮想マシンのバックアップの作成。

• 耐久性の高いクラウドストレージへのバックアップの保管。

• オンデマンドからホットスタンバイまで、復旧する対象に合わせたデプロイ方法の柔軟な選択。

• カスタム RPO と RTO の設定。

ID とアクセスの管理

VMware Cloud Services Console を使用して、アイデンティティと VMware Live Cyber Recovery へのアクセスを管理します。VMware Live Cyber Recovery は、フェデレーティッド ID や VMware Cloud Services Console で設定したグループなど、同じユーザーを使用します。このサービスのアクセス許可を付与するには、VMware Live Cyber Recovery サービスロールを割り当てるか、VMware Live Cyber Recovery 内でカスタムロールを作成します。使用可能なサービスロールの詳細については、VMware Live Cyber Recovery エンドユーザーロール」(VMware ドキュメント) を参照してください。

VMware Live Cyber Recovery には、サービスの運用に使用できるいくつかの組み込みロールが含まれています。

• Administrator — API トークンへのアクセスを除く、完全なコントロール権限があります。

• Auditor — ユーザーインターフェースに読み取り専用でアクセスできます (ユーザー管理は除く)。コンプライアンスレポートへのアクセス権限があります。

• DR Admin — ディザスタリカバリ計画を作成、テスト、実行します。

• Backup Admin — 保護対象のサイトと保護グループを管理します。VM をリストアするためのアクセス権限があります。

• Plan Tester — ディザスタリカバリ計画を作成し、テスト復旧を実行します。

• SDDC Admin — SDDC を管理します。

AWS レコメンデーション

本ガイドに記載している「一般的なベストプラクティス」に従ってください。このサービスの ID とアクセスの管理に関して追加の推奨事項はありません。