AWS DMS

AWS Database Migration Service (AWS DMS) は、データを AWS クラウドに簡単かつ安全に移動するのに役立つマネージドサービスです。データベースが比較的小さく、アプリケーションが中程度のダウンタイムを許容できる場合、AWS DMS は考慮すべき移行オプションです。ダウンタイム要件が最小限であっても、AWS DMS を使用できます。これは、AWS DMS がフルロードと継続的なレプリケーションサポートを提供しているためです。

AWS DMS には以下の利点があります。

• 同種移行と異種移行の両方をサポート

• 変更データキャプチャを使用してソースデータベースとターゲットデータベースを同期させ、移行中のダウンタイムを最小限に抑える

アーキテクチャ

次の図は、AWS DMS を使用してオンプレミスの PostgreSQL データベースを AWS クラウドに移行するためのアーキテクチャを示しています。

この図表は、次のワークフローを示しています：

1. Amazon EC2 で PostgreSQL データベースインスタンスを作成します。

2. AWS DMSでレプリケーションインスタンスを作成します。

3. AWS DMS でレプリケーションタスクのソースエンドポイントとターゲットエンドポイントを作成します。

4. ソースデータベースからターゲットデータベースへのデータの移行を担当するレプリケーションタスクを作成します。

5. 移行を完了し、リソースをクリーンアップします。

AWS DMS の使用方法の詳細については、AWS DMS ドキュメントの「AWS DMS のソースとしてのセルフマネージド PostgreSQL データベースの使用」を参照してください。

制限

AWS DMS の制限の詳細については、AWS DMS ドキュメントの「PostgreSQL データベースを DMS ソースとして使用する場合の制限」を参照してください。