分析フェーズ

検出フェーズの情報を分析すると、パターンを理解し、ターゲットアーキテクチャをより適切に設計するのに役立ちます。分析の結果を向上させるには、以下のポインタに従ってください。

• パッケージレベルのログ記録オプションは、イベントをログに記録し、各コンポーネントのランタイム情報をキャプチャします。カスタムログ記録を使用すると、実行 IDs やその他のランタイム値などの追加情報を含めるようにログファイルを設定できます。

• 分析、修正、再処理のために、不正なレコードを別のストレージ場所にリダイレクトします。

• オンプレミス SSIS 環境に実装されているデータアーカイブとパージ戦略を理解します。

• SSIS に含まれるタスク (メール送信タスクなど) またはカスタムスクリプト (スクリプトタスクなど) を使用して、アラートと通知を送信します。

• 範囲内の変換の動作を理解して、データの破損を回避します。例えば、ルックアップ変換は 2 つのデータセット間で等価結合であり、比較では大文字と小文字が区別されます。

インベントリの各エントリは、期間 (分または時間) またはレベル (シンプル、中、または複雑) の観点で、推定される複雑さにマッピングできます。次の表に示すこの拡張インベントリは、分析フェーズの結果です。