sum
sum
関数は、指定したメジャーの数値の集合を加算し、選択した 1 つ以上のディメンションに基づいてグループ化して返します。たとえば、sum(profit amount)
は、総利益額を、(オプションで) 選択したディメンションに基づいてグループ化して返します。
構文
sum(measure, [group-by level])
引数
- メジャー
-
引数は測定であることが必要です。結果から Null 値は除外されます。リテラル値は機能しません。引数はフィールドであることが必要です。
- レベルごとのグループ
-
(オプション) 集計結果をグループ化するためのレベルを指定します。追加されるレベルは、任意のディメンションとすることができ、ビジュアルに追加されたものとは関係ないディメンションとすることも可能です。
引数はディメンションのフィールドとする必要があります。グループごとのレベルは、角括弧
[ ]
で囲む必要があります。詳細については、「LAC-A関数」 を参照してください。
例
次の例では、 売上額の合計を返します。
sum({Sales})
ビューまたはデータセット内の 1 つ以上のディメンションを使用して、計算結果をグループ化するレベルを指定することもできます。これは LAC-A 関数と呼ばれます。Lambda 関数の詳細については、 「LAC-A関数」を参照してください。次の例では、国レベルでの売上額の合計を計算します。ビジュアル内の他のディメンション (リージョンや製品) 全体については計算を行いません。
sum(Sales, [Country])