ST_RemovePoint
ST_RemovePoint は、入力ジオメトリのインデックスの位置にあるポイントを削除したラインストリングジオメトリを返します。
このインデックスは 0 から始まります。結果の空間参照系識別子 (SRID) は、入力ジオメトリのものと同じです。結果のジオメトリのディメンションは、入力ジオメトリのものと同じです。
構文
ST_RemovePoint(geom, index)
引数
- geom
-
データ型
GEOMETRY
の値またはGEOMETRY
型と評価される式の値。サブタイプはLINESTRING
である必要があります。 - index
-
0 から始まるインデックスの位置を表すデータ型
INTEGER
の値。
戻り型
GEOMETRY
geom または index が null の場合、null が返されます。
geom がサブタイプ LINESTRING
でない場合、エラーが返されます。
index が範囲外の場合、エラーが返されます。インデックスの位置の有効な値は、0 から ST_NumPoints(geom)
の間の値と -1 です。
例
次の SQL は、ラインストリングの最後のポイントを削除します。
WITH tmp(g) AS (SELECT ST_GeomFromText('LINESTRING(0 0,10 0,10 10,5 5,0 5)',4326)) SELECT ST_AsEWKT(ST_RemovePoint(g, ST_NumPoints(g) - 1)) FROM tmp;
st_asewkt
-----------------------------------------
SRID=4326;LINESTRING(0 0,10 0,10 10,5 5)