CHR 関数
CHR 関数は、入力パラメータに指定された ASCII コードポイント値と一致する文字を返します。
構文
CHR(number)
引数
- number
-
入力パラメータは、ASCII コードポイント値を表す
INTEGER
です。
戻り型
- CHAR
-
ASCII 文字が入力値と一致した場合、CHR 関数は
CHAR
型の文字列を返します。入力された数値に一致する ASCII が存在しない場合、この関数はNULL
を返します。
例
ASCII コードポイント 0 に対応する文字を返すには、次の例を使用します。CHR 関数は入力 0
に対して NULL
を返すことに注意してください。
SELECT CHR(0);
+-----+ | chr | +-----+ | | +-----+
ASCII コードポイント 65 に対応する文字を返すには、次の例を使用します。
SELECT CHR(65);
+-----+ | chr | +-----+ | A | +-----+
大文字 A (ASCII コードポイント 65) で始まる固有のイベント名を返すには、次の例を使用します。次の例では、TICKIT サンプルデータベースの EVENT テーブルを使用します。詳細については、「サンプルデータベース」を参照してください。
SELECT DISTINCT eventname FROM event WHERE SUBSTRING(eventname, 1, 1)=CHR(65) LIMIT 5;
+-----------------------+ | eventname | +-----------------------+ | A Catered Affair | | As You Like It | | A Man For All Seasons | | Alan Jackson | | Armando Manzanero | +-----------------------+