STL_REPLACEMENTS
無効な UTF-8 文字が COPY コマンドの ACCEPTINVCHARS オプションによって置き換えられたときのログを表示します。STL_REPLACEMENTS へのログのエントリは、少なくとも 1 つの置き換えが必要だった各ノードスライスについて、それぞれ最初の 100 行について 1 件追加されます。
STL_REPLACEMENTS はすべてのユーザーに表示されます。スーパーユーザーはすべての行を表示できますが、通常のユーザーは自分のデータのみを表示できます。詳細については、「システムテーブルとビューのデータの可視性」を参照してください。
注記
STL_NESTLOOP には、メインクラスターで実行されるクエリのみが含まれます。同時実行スケーリングクラスターで実行されるクエリは含まれていません。メインクラスターおよび同時実行スケーリングクラスターの両方で実行されるクエリにアクセスするには、SYS モニタリングビュー SYS_COPY_REPLACEMENTS を使用することをお勧めします。SYS モニタリングビューのデータは、使いやすく理解しやすいようにフォーマットされます。
テーブルの列
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
userid | integer | エントリを生成したユーザーの ID。 |
query | integer | クエリ ID。クエリ列は、他の各種システムテーブルおよびビューを結合するために使用できます。 |
slice | integer | 置き換えが発生したノードスライス番号。 |
tbl | integer | テーブル ID。 |
starttime | timestamp | UTC で表された COPY コマンドの開始時刻。 |
session | integer | COPY コマンドを実行するセッションのセッション ID。 |
filename | character(256) | COPY コマンドの入力ファイルへの完全なパス。 |
line_number | bigint | 入力データファイル内で無効な UTF-8 文字を含んでいた行の番号。-1 は、列データファイルからコピーする場合など、行番号を使用できないことを示します。 |
colname | character(127) | 無効な UTF-8 文字を含んでいた最初のフィールド。 |
raw_line | character(1024) | 無効な UTF-8 文字を含んでいた生のロードデータ。 |
サンプルクエリ
次の例は、最後に実行された COPY 操作で置き換えられた文字を返します。
select query, session, filename, line_number, colname from stl_replacements where query = pg_last_copy_id();
query | session | filename | line_number | colname ------+---------+---------------------------------------------+-------------+-------- 96 | 6314 | s3://DOC-EXAMPLE-BUCKET/allusers_pipe.txt | 251 | city 96 | 6314 | s3://DOC-EXAMPLE-BUCKET/allusers_pipe.txt | 317 | city 96 | 6314 | s3://DOC-EXAMPLE-BUCKET/allusers_pipe.txt | 569 | city 96 | 6314 | s3://DOC-EXAMPLE-BUCKET/allusers_pipe.txt | 623 | city 96 | 6314 | s3://DOC-EXAMPLE-BUCKET/allusers_pipe.txt | 694 | city ...