STL_RESTARTED_SESSIONS
特定の内部イベント後に継続的な可用性を維持するため、Amazon Redshift は新しいプロセス ID (PID) でアクティブなセッションを再開する場合があります。Amazon Redshift がセッションを再起動すると、STL_RESTARTED_SESSIONS は新しい PID と古い PID を記録します。
詳細については、このセクションに続く例を参照してください。
STL_RESTARTED_SESSIONS はすべてのユーザーに表示されます。スーパーユーザーはすべての行を表示できますが、通常のユーザーは自分のデータのみを表示できます。詳細については、「システムテーブルとビューのデータの可視性」を参照してください。
このテーブルの一部またはすべてのデータは、SYS モニタリングビュー SYS_SESSION_HISTORY でも確認できます。SYS モニタリングビューのデータは、使いやすく理解しやすいようにフォーマットされます。クエリには、SYS モニタリングビューを使用することをお勧めします。
テーブルの列
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
currenttime | timestamp | イベントの時刻。 |
dbname | character(50) | セッションに関連付けられたデータベースの名前。 |
newpid | integer | 再起動したセッションのプロセス ID。 |
oldpid | integer | 元のセッションのプロセス ID。 |
username | character(50) | セッションに関連付けられたユーザーの名前。 |
remotehost | character(45) | リモートホストの名前または IP アドレス。 |
remoteport | character(32) | リモートホストのポート番号。 |
parkedtime | timestamp | この情報は、内部使用に限定されています。 |
session_vars | character(2000) | この情報は、内部使用に限定されています。 |
サンプルクエリ
次の例では、STL_RESTARTED_SESSIONS を STL_SESSIONS に結合し、再起動したセッションのユーザー名を表示します。
select process, stl_restarted_sessions.newpid, user_name from stl_sessions inner join stl_restarted_sessions on stl_sessions.process = stl_restarted_sessions.oldpid order by process; ...