STL_SCHEMA_QUOTA_VIOLATIONS
スキーマのクォータを超過したときの発生、タイムスタンプ、XID、およびその他の有用な情報を記録します。
STL_SCHEMA_QUOTA_VIOLATIONS はすべてのユーザーに表示されます。スーパーユーザーはすべての行を表示できますが、通常のユーザーは自分のデータのみを表示できます。詳細については、「システムテーブルとビューのデータの可視性」を参照してください。
このテーブルの一部またはすべてのデータは、SYS モニタリングビュー SYS_SCHEMA_QUOTA_VIOLATIONS でも確認できます。SYS モニタリングビューのデータは、使いやすく理解しやすいようにフォーマットされます。クエリには、SYS モニタリングビューを使用することをお勧めします。
テーブルの列
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
ownerid | integer | スキーマの所有者の ID。 |
xid | bigint | ステートメントに関連付けられるトランザクション ID。 |
pid | integer | ステートメントに関連付けられるプロセス ID。 |
userid | integer | エントリを生成したユーザーの ID。 |
schema_id | integer | 名前空間またはスキーマの ID。 |
schema_name | character (128) | 名前空間またはスキーマの名前。 |
クォータ | integer | スキーマが使用できるディスク容量 (MB)。 |
disk_usage | integer | スキーマによって現在使用されているディスク容量 (MB)。 |
disk_usage_pct | double precision | 設定されたクォータのうち、スキーマによって現在使用されているディスク容量の割合。 |
timestamp | タイムゾーンなしのタイムスタンプ | 違反が発生した時刻。 |
サンプルクエリ
次のクエリは、クォータ違反の結果を表示します。
SELECT userid, TRIM(SCHEMA_NAME) "schema_name", quota, disk_usage, disk_usage_pct, timestamp FROM stl_schema_quota_violations WHERE SCHEMA_NAME = 'sales_schema' ORDER BY timestamp DESC;
このクエリは、指定したスキーマについて次のような出力を返します。
userid | schema_name | quota | disk_usage | disk_usage_pct |timestamp -------+--------------+-------+------------+----------------+---------------------------- 104 | sales_schema | 2048 | 2798 | 136.62 | 2020-04-20 20:09:25.494723 (1 row)