Amazon Redshift でデータ共有のデータをクエリする
Amazon Redshift では、データ共有間のデータクエリプロデューサークラスターから実行して、ライブデータをコピーまたは転送することなく安全にデータにアクセスできます。以下のセクションでは、Amazon Redshift 環境でのデータ共有のクエリについて説明します。
コンシューマークラスター上のコンシューマデータベースおよびスキーマに対するアクセス許可を持つユーザーおよびロールは、任意の共有オブジェクトのメタデータを探索およびナビゲートできます。また、コンシューマークラスター内のローカルオブジェクトを探索およびナビゲートすることもできます。これを行うには、JDBC または ODBC ドライバー、または SVV_ALL および SVV_REDSHIFT ビューを使用します。
プロデューサークラスターには、各スキーマ内のデータベース、テーブル、およびビューに多数のスキーマが含まれる場合があります。コンシューマー側のユーザーは、データ共有を通じて利用可能になったオブジェクトのサブセットのみを表示できます。これらのユーザーは、プロデューサークラスターからのメタデータ全体を表示することはできません。このアプローチは、データ共有による詳細なメタデータセキュリティの制御を提供します。
引き続きローカルクラスターのデータベースに接続します。ただし、3 つの部分からなる database.schema.table 表記を使用して、データ共有から作成されたデータベースとスキーマから読み込むこともできるようになりました。表示されているすべてのデータベースにまたがるクエリを実行できます。これらは、クラスター上のローカルデータベースでも、データ共有から作成されたデータベースでもかまいません。コンシューマークラスターは、データ共有から作成されたデータベースに接続できません。
完全な資格を使用してデータにアクセスできます。詳細については、「クロスデータベースクエリの例」を参照してください。