マルチ AZ データウェアハウスのシングル AZ データウェアハウスへの変換
マルチ AZ データウェアハウスをシングル AZ データウェアハウスに変換すると、データウェアハウスは 99.99% の SLA 保証を実現できなくなります。個々のクエリのパフォーマンスは変わりませんが、2 番目のアベイラビリティーゾーンのコンピューティングリソースが使用できなくなるため、全体的なスループットに影響します。同時実行スケーリングを有効にして、シングル AZ でもパフォーマンスが一定になるようにスループットを自動的にスケーリングすることもできます。
注記
Amazon Redshift では、シングル AZ からマルチ AZ に、またはその逆に変換する際に、既存のコンピューティングリソースを分割することはできません。個々のクエリのパフォーマンスを一定に保つため、このオペレーションはサポートされていません。
AWS Management Console にサインインして、https://console.aws.amazon.com/redshiftv2/
で Amazon Redshift コンソールを開きます。 -
ナビゲーションメニューで [Provisioned clusters dashboard] (プロビジョニングされたクラスターダッシュボード) を選択し、[Clusters] (クラスター) を選択します。現在の AWS リージョン にあるアカウントのクラスターがリストされています。各クラスターのプロパティのサブセットが、リストの列に表示されます。
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マルチ AZ 配置に変換するクラスターを選択します。クラスターの詳細ページが表示されます。
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[アクション] で [マルチ AZ を非アクティブ化] を選択します。[変更の概要] が表示されます。[マルチ AZ を非アクティブ化] をクリックします。
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AWS CLI から
modify-cluster
コマンドとno-multi-az
パラメータを次のように使用します。aws redshift modify-cluster --profile maz-test --endpoint-url https://redshift.eu-west-1.amazonaws.com --region eu-west-1 --cluster-identifier test-maz-11 --no-multi-az
データウェアハウスがシングル AZ に変換されると、99.99 の SLA 保証は失われます。全体的なスループットも影響を受けます。変更を保存すると、クラスターの詳細ページで詳細を確認できます。