Homebrew を使用した Linux への AWS SAM CLI のインストール - AWS Serverless Application Model

Homebrew を使用した Linux への AWS SAM CLI のインストール

Linux に AWS SAM CLI をインストールするには、Homebrew パッケージマネージャーを使用できます。Homebrew の詳細については、Homebrew ドキュメントウェブサイトで「Homebrew on Linux」を参照してください。

注記

Homebrew のインストールにより、環境のデフォルト Python バージョンが、Homebrew がインストールするものに変更されます。

Homebrew をインストールするには、まず Git をインストールする必要があります。Git は、最新の Linux ディストリビューションを含めた、さまざまなオペレーティングシステムで使用できます。特定のオペレーティングシステムに Git をインストールする手順については、Git ウェブサイトで「Installing Git」を参照してください。

Homebrew をインストールする

Git が正常にインストールされた後で Homebrew をインストールするには、以下のコマンドを実行します。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

次に、以下のコマンドを実行して PATH に Homebrew を追加します。これらのコマンドは、Debian および Ubuntu に ~/.profile、または CentOS、Fedora、および RedHat に ~/.bash_profile を追加することによって、Linux のすべての主要フレーバーで動作するようになります。

test -d ~/.linuxbrew && eval $(~/.linuxbrew/bin/brew shellenv) test -d /home/linuxbrew/.linuxbrew && eval $(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv) test -r ~/.bash_profile && echo "eval \$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)" >>~/.bash_profile echo "eval \$($(brew --prefix)/bin/brew shellenv)" >>~/.profile

Homebrew がインストールされていることを確認します。

brew --version

Homebrew が正常にインストールされると、以下のような出力が表示されます。

 
 Homebrew 2.1.6 
 Homebrew/homebrew-core (git revision ef21; last commit 2019-06-19)
        

Homebrew CLI を使用して AWS SAM をインストールする

Homebrew を使用して AWS SAM CLI をインストールするには、以下のコマンドを実行します。

brew tap aws/tap brew install aws-sam-cli

インストールを確認します。

sam --version

AWS SAM CLI が正常にインストールされると、以下のような出力が表示されます。

 
 SAM CLI, version 1.35.0

Homebrew を使用した AWS SAM CLI のアップグレード

Homebrew を使用して AWS SAM CLI をアップグレードするには、以下のように installupgrade に置き換えます。

brew upgrade aws-sam-cli

Homebrew を使用した夜間ビルド

AWS SAM CLI の夜間ビルドをインストールできます。インストールされると、sam-nightly コマンドを使用した夜間ビルドを使用できるようになります。AWS SAM CLI の実稼働ビルドと夜間ビルドは、両バージョンを同時にインストールして使用することが可能です。

夜間ビルドには、実稼働バージョンよりも安定性が低い可能性があるプレリリースバージョンの AWS SAM CLI コードが含まれています。夜間ビルドにはビルドイメージのプレリリースバージョンが含まれていないことに注意してください。このため、--use-container オプションでのサーバーレスアプリケーションの構築には、ビルドイメージの最新実稼働バージョンが使用されます。

AWS SAM CLI の夜間ビルドバージョンをインストールするには、以下のコマンドを実行します。

brew tap aws/tap brew install aws-sam-cli-nightly

夜間ビルドバージョンがインストールされていることを確認するには、sam-nightly --version コマンドを実行します。このコマンドの出力は 1.X.Y.dev<YYYYMMDDHHmm> 形式になります。以下はその例です。

SAM CLI, version 1.20.0.dev202103151200

トラブルシューティング

Homebrew のインストールメッセージ: 「Enter your password to install to /home/linuxbrew/.linuxbrew」

Homebrew をインストールするステップでは、デフォルトでパスワードの入力を求められます。ただし、CI/CD システムといった非インタラクティブ環境をセットアップしているときなど、現行ユーザーのパスワードをセットアップしたくない場合があります。

現行ユーザーのパスワードをセットアップしたくない場合は、環境変数 CI=1 を設定することによって、Homebrew を非インタラクティブモードでインストールできます。以下はその例です。

CI=1 /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

AWS SAM CLI のインストールエラー: 「The following formulae cannot be installed from bottles and must be built from source. pkg-config, gdbm, openssl@1.1, ncurses, xz and python@3.8」

AWS SAM CLI のインストール中にこのエラーが表示された場合は、gcc モジュールがインストールされていません。Linux ディストリビューション用の gcc モジュールをインストールしてください。

# for Amazon Linux, Amazon Linux 2, CentOS and Red Hat: sudo yum install gcc # for Debian and Ubuntu: sudo apt-get update sudo apt-get install gcc

gcc モジュールのインストール後、「Homebrew を使用して AWS SAM CLI をインストールする」セクションのコマンドを実行します。

シェルエラー: 「command not found」

このエラーが表示された場合は、シェルが PATH 内の AWS SAM CLI 実行可能ファイルを見つけられません。AWS SAM CLI 実行可能ファイルをインストールしたディレクトリの場所を確認してから、ディレクトリが PATH 上にあることを確認します。

例えば、Homebrew のインストールと、AWS SAM CLI をインストールするための Homebrew の使用の両方にこのトピックの手順を使用した場合、AWS SAM CLI 実行可能ファイルは以下の場所にインストールされます。

 /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/sam