Amazon Simple Email Service
開発者ガイド

専用 IP アドレスのリクエストと解放

このセクションでは、AWS Support Centerでリクエストを送信し、専用 IP アドレスをリクエストおよび解放する方法について説明します。リースして Amazon SES で使用する専用 IP アドレスごとに月額料金が追加で請求されます。専用 IP アドレスに伴うコストの詳細については、「Amazon SES 料金表」を参照してください。

専用 IP アドレスを使用するためのベストプラクティス

最低契約金はありませんが、Amazon SES を利用する AWS リージョンごとに複数の専用 IP アドレスをリースすることをお勧めします。各 AWS リージョンは、複数のそれぞれ独立した場所で構成されており、これらの場所はアベイラビリティーゾーンと呼ばれます。複数の専用 IP アドレスをリースすると、リクエストでそのアドレスが指定された AWS リージョンのアベイラビリティーゾーン間で、できるだけ均等に分散されます。このようにしてアベイラビリティーゾーン間で専用 IP アドレスを分散することで、専用 IP アドレスの可用性と冗長性が高まります。

現在 Amazon SES が使用可能なすべてのリージョンのリストについては、アマゾン ウェブ サービス全般のリファレンスの「AWS のリージョンとエンドポイント」を参照してください。各リージョンで利用できるアベイラビリティーゾーンの数の詳細については、「AWS グローバルインフラストラクチャ」を参照してください。

専用 IP アドレスのリクエスト

次のステップで、AWS サポートセンターでサービス制限引き上げのケースを作成して専用 IP アドレスをリクエストする方法を説明します。このプロセスを使用して、必要な数の専用 IP アドレスをリクエストできます。

専用 IP アドレスをリクエストするには

  1. AWS マネジメントコンソール (https://console.aws.amazon.com/) にサインインします。

  2. [サポート] メニューで、次の図のように [サポートセンター] を選択します。

  3. [My support cases (サポートケース)] タブで、[Create case (ケースの作成)] を選択します。

  4. [Create case (ケースの作成)] で [Service limit increase (サービスの上限緩和)] を選択します。

  5. [Case classification (ケースの分類)] で、以下のセクションに入力します。

    • [Limit type (制限のタイプ)] で [SES Service Limits (SES サービスの制限)] を選択します。

    • [Mail Type (メールの種類)] で、専用 IP アドレスを使用して送信を予定しているメールのタイプを選択します。複数の値が当てはまる場合は、送信する E メールの大部分に当てはまるオプションを選択します。

    • [Website URL (ウェブサイトの URL)] に、ウェブサイトの URL を入力します。この情報は、お客様が送信を予定しているコンテンツのタイプを AWS が正しく理解するために役立ちます。

    • [My email sending complies with the AWS Service Terms and AUP (私のメール送信は AWS のサービス規約と AUP に準拠しています)] で、ユースケースに当てはまるオプションを選択します。

    • [I only send to recipients who have specifically requested my mail (私は明確にリクエストされた受信者にのみメールを送信します)] で、ユースケースに当てはまるオプションを選択します。

    • [I have a process to handle bounces and complaints (バウンスや苦情を処理するプロセスがあります)] で、ユースケースに当てはまるオプションを選択します。

  6. [Requests (リクエスト)] で、以下のセクションに入力します。

    • [Region (リージョン)] で、リクエストが適用される AWS リージョンを選択します。

    • [Limit (制限)] で、[Desired Maximum Send Rate (希望する最大送信レート)] を選択します。

    • [New limit value (新しい制限値)] で、1 秒あたりに送信できる必要があるメッセージの最大数を入力します。指定された値は、ユースケースを実装するために必要な専用 IP アドレス数を計算するために使用されます。そのため、指定する見込み数は正確である必要があります。

    注記

    単一の専用 IP アドレスは、このステップで選択された AWS リージョンでのみ使用できます。他の AWS リージョンで使用する専用 IP アドレスをリクエストする場合は、[Add another request (別のリクエストを追加)] を選択して、別のリージョンについて [Region (リージョン)]、[Limit (制限)]、[New limit value (新しい制限値)] の各フィールドを入力します。専用 IP アドレスを使用する各リージョンでこのプロセスを繰り返します。

  7. [Case description (ケースの説明)] の [Use case description (ユースケースの説明)] に、専用 IP アドレスをリクエストする旨を記載します。特定の数の専用 IP アドレスを希望する場合は、それも記載します。専用 IP アドレスの数を指定しない場合は、前のステップで指定された送信レートの要件を満たすために必要な数の専用 IP アドレスが提供されます。

    次に、Amazon SES を使用して専用 IP アドレスからメールを送信する方法について説明します。共有 IP アドレスではなく専用 IP アドレスを使用する理由に関する情報も含めます。この情報は、AWS がユースケースを理解する役に立ちます。

  8. [Contact options (問い合わせ先のオプション)] の [Preferred contact language (優先される問い合わせ言語)] で、このケースに関する AWS からの問い合わせは [English (英語)] がいいか [Japanese (日本語)] がいいかを選択します。

  9. 完了したら、[Submit] を選択します。

フォームを送信すると、リクエストの評価が行われます。リクエストが承認された場合は、サポートセンターのケースに、新しい専用 IP アドレスがアカウントに関連付けられることを確認する返信が付きます。

専用 IP アドレスの解放

アカウントに関連付けられた専用 IP アドレスが不要になった場合は、以下のステップを実行してアドレスを解放することができます。

重要

専用 IP アドレスの解放プロセスは、元に戻すことはできません。月の途中で専用 IP アドレスを開放した場合、専用 IP の月額使用料を、現在の月の経過日数に基づいて按分します。

専用 IP アドレスを解放するには

  1. AWS マネジメントコンソール (https://console.aws.amazon.com/) にサインインします。

  2. [サポート] メニューで [サポートセンター] を選択します。

  3. [My support cases (サポートケース)] タブで、[Create case (ケースの作成)] を選択します。

  4. [Create case (ケースの作成)] で [Service limit increase (サービスの上限緩和)] を選択します。

  5. [Case classification (ケースの分類)] で、以下のセクションに入力します。

    • [Limit type (制限のタイプ)] で [SES Service Limits (SES サービスの制限)] を選択します。

    • [Mail Type (メールの種類)] で、任意の値を選択します。

    • [My email sending complies with the AWS Service Terms and AUP (私のメール送信は AWS のサービス規約と AUP に準拠しています)] で、ユースケースに当てはまるオプションを選択します。

    • [I only send to recipients who have specifically requested my mail (私は明確にリクエストされた受信者にのみメールを送信します)] で、ユースケースに当てはまるオプションを選択します。

    • [I have a process to handle bounces and complaints (バウンスや苦情を処理するプロセスがあります)] で、ユースケースに当てはまるオプションを選択します。

  6. [Requests (リクエスト)] で、以下のセクションに入力します。

    • [Region (リージョン)] で、リクエストが適用される AWS リージョンを選択します。

      注記

      専用 IP アドレスは各 AWS リージョンに固有のものです。そのため、専用 IP アドレスが関連付けられる AWS リージョンを選択することが重要です。

    • [Limit (制限)] で、[Desired Maximum Send Rate (希望する最大送信レート)] を選択します。

    • [New limit value (新しい制限値)] で任意の数を入力します。解放する専用 IP の数は次のステップで指定するため、ここで入力する数は重要ではありません。

    注記

    単一の専用 IP アドレスは、単一の AWS リージョンでのみ使用できます。他の AWS リージョンで使用した専用 IP アドレスを解放する場合は、[Add another request (別のリクエストを追加)] を選択します。次に、そのリージョンについて [Region (リージョン)]、[Limit (制限)]、[New limit value (新しい制限値)] の各フィールドに入力します。開放する専用 IP アドレスごとに、このプロセスを繰り返します。

  7. [Case Description (ケースの説明)] の [Use case description (ユースケースの説明)] に、既存の専用 IP アドレスの解放を希望する旨を記載します。現在複数の専用 IP アドレスをリースしている場合は、解放する専用 IP アドレスの数を含めます。

  8. [Contact options (問い合わせ先のオプション)] の [Preferred contact language (優先される問い合わせ言語)] で、このケースに関する AWS からの問い合わせは [English (英語)] がいいか [Japanese (日本語)] がいいかを選択します。

  9. 完了したら、[Submit] を選択します。

AWS がリクエストを受信すると、専用 IP アドレスを解放する希望を確認するメッセージが送信されます。IP アドレスを解放することが確認されると、アドレスがアカウントから削除されます。