Amazon Simple Email Service
開発者ガイド

ユースケース

以下の例では、Lambda 関数の結果を使用してメールフローを制御するように設定できるルールの概要をいくつか示します。これらの例の多くでは、デモの目的で、S3 アクションを結果として使用します。

ユースケース 1: すべてのドメインにわたってスパムを削除する

この例では、すべてのドメインにわたってスパムを削除するグローバルなルールを示します。ルール 2 と 3 は、すべてのドメインにわたってスパムを削除した後で、ドメイン固有のルールを適用できることを示すために含めてあります。

ルール 1

受取人リスト: 空。したがって、このルールは、検証済みのすべてのドメインに含まれるすべての受取人に適用されます。

アクション

  1. E メールがスパムである場合に STOP_RULE_SET を返す Lambda アクション (非同期)。そうでない場合は CONTINUE を返します。「Lambda 関数の例」で示した、スパムの削除に関する Lambda 関数の例を参照してください。

ルール 2

受取人リスト: example1.com

アクション

  1. 任意のアクション。

ルール 3

受取人リスト: example2.com

アクション

  1. 任意のアクション。

ユースケース 2: すべてのドメインにわたってスパムをバウンスする

この例では、すべてのドメインにわたってスパムをバウンスするグローバルなルールを示します。ルール 2 と 3 は、すべてのドメインにわたってスパムをバウンスした後で、ドメイン固有のルールを適用できることを示すために含めてあります。

ルール 1

受取人リスト: 空。したがって、このルールは、検証済みのすべてのドメインに含まれるすべての受取人に適用されます。

アクション

  1. E メールがスパムである場合に CONTINUE を返す Lambda アクション (非同期)。そうでない場合は STOP_RULE を返します。

  2. バウンスアクション ("500 5.6.1. Message content rejected")。

  3. 停止アクション。

ルール 2

受取人リスト: example1.com

アクション

  1. 任意のアクション

ルール 3

受取人リスト: example2.com

アクション

  1. 任意のアクション

ユースケース 3: 特定のルールを適用する

この例では、停止アクションを使用して、E メールが複数のルールによって処理されるのを防ぐ方法を示します。この例では、特定のアドレスに対して 1 つのルールを設定し、ドメインに含まれるすべての E メールアドレスに対して別のルールを設定します。停止アクションを使用することで、特定の E メールアドレスに関するルールと一致するメッセージは、ドメインに適用される汎用的なルールでは処理されません。

ルール 1

受取人リスト: user@example.com

アクション

  1. Lambda アクション (非同期)。

  2. 停止アクション。

ルール 2

受取人リスト: example.com

アクション

  1. 任意のアクション。

ユースケース 4: メールイベントのログを CloudWatch に書き込む

この例では、メールを Amazon SES に保存する前に、システムを通過するすべてのメールの監査ログを保持する方法を示します。

ルール 1

受取人リスト: example.com

アクション

  1. CloudWatch ログにイベントオブジェクトを書き込む Lambda アクション (非同期)。「Lambda 関数の例」で示した Lambda 関数の例では、CloudWatch にログを書き込みます。

  2. S3 アクション.

ユースケース 5: DKIM に合格しないメールを削除する

この例では、すべての受信メールを Amazon S3 バケットに保存するが、特定の E メールアドレスに宛てた E メールのうち DKIM に合格したもののみを、自動化された E メールアプリケーションに送信する方法を示します。

ルール 1

受取人リスト: example.com

アクション

  1. S3 アクション.

  2. メッセージが DKIM に合格しない場合に STOP_RULE_SET を返す Lambda アクション (非同期)。そうでない場合は CONTINUE を返します。

ルール 2

受取人リスト: support@example.com

アクション

  1. 自動化されたアプリケーションをトリガーする Lambda アクション (非同期)。

ユースケース 6: 件名行に基づいてメールをフィルタリングする

この例では、ドメインの受信メールのうち、件名行に "discount" という語を含むすべてのメールを削除してから、自動化されたシステム宛てのメールについては特定の処理を実行し、ドメイン内のその他のすべての受取人宛のメールは別の方法で処理する方法を示します。

ルール 1

受取人リスト: example.com

アクション

  1. 件名行に "discount" という語が含まれる場合に STOP_RULE_SET を返す Lambda アクション (非同期)。そうでない場合は CONTINUE を返します。

ルール 2

受取人リスト: support@example.com

アクション

  1. バケット 1 を使用する S3 アクション。

  2. 自動化されたアプリケーションをトリガーする Lambda アクション (非同期)。

  3. 停止アクション。

ルール 3

受取人リスト: example.com

アクション

  1. バケット 2 を使用する S3 アクション。

  2. ドメインのそれ以外の受取人宛の E メールを処理する Lambda アクション (非同期)。