Amazon Simple Email Service
開発者ガイド

Amazon SES を Exim に統合する

Exim は、元々 Unix 系システムを対象に開発された MTA です。柔軟性が高く、設定機能が豊富な汎用メールプログラムです。

Exim の詳細については、http://www.exim.org を参照してください。

STARTTLS を使用して Amazon SES 米国西部 (オレゴン) エンドポイントへの統合を設定するには

  1. 編集する /etc/exim/exim.conf ファイルを開きます。このファイルがない場合には、作成してください。

    重要

    この解説では、米国西部 (オレゴン) AWS リージョンで Amazon SES を使用することとします。別のリージョンを使用する場合は、この解説の email-smtp.us-west-2.amazonaws.com のすべてのインスタンスをご希望リージョンの SMTP エンドポイントに置き換えてください。Amazon SES を利用できる AWS リージョンの SMTP エンドポイント URL のリストについては、AWS General Referenceの「Amazon Simple Email Service (Amazon SES)」を参照してください。

  2. /etc/exim/exim.conf で、以下の変更を実行します。

    1. routers セクションで、begin routers 行の後に、以下を追加します。

      send_via_ses: driver = manualroute domains = ! +local_domains transport = ses_smtp route_list = * email-smtp.us-west-2.amazonaws.com;
    2. transports セクションで、begin transports 行の後に、以下を追加します。

      ses_smtp: driver = smtp port = 587 hosts_require_auth = * hosts_require_tls = *
    3. authenticators セクションで、begin authenticators 行の後に以下を追加します。ただし、USERNAME と PASSWORD は、それぞれ SMTP ユーザー名とパスワードに置き換えます。

      重要

      AWS アクセスキー ID とシークレットアクセスキーではなく、SMTP ユーザー名とパスワードを使用します。SMTP 認証情報と AWS 認証情報は同じではありません。SMTP 認証情報を取得する方法については、「Amazon SES SMTP 認証情報を取得する」を参照してください。

      ses_login: driver = plaintext public_name = LOGIN client_send = : USERNAME : PASSWORD
  3. /etc/exim/exim.conf ファイルを保存します。

設定の更新が終了したら、Exim を再起動してください。コマンドラインで次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。

sudo /etc/init.d/exim restart

注記

ご利用のサーバーによっては、コマンドが一部異なる場合があります。

この手順を完了すると、送信 E メールは、Amazon SES を介して送信されます。設定をテストするには、Exim サーバーを介して E メールメッセージを送信し、宛先に届くことを確認します。メッセージが届いていない場合には、システムのメールログにエラーが記録されていないか確認します。多くのシステムでは、メールログは /var/log/exim/main.log というファイルです。