AWS Snowball
ユーザーガイド

このガイドは、Snowball (50 TB または 80 TB のストレージ容量) を対象としています。Snowball Edge のドキュメントをお探しの場合は、「AWS Snowball Edge 開発者ガイド」を参照してください。

AWS Snowball デバイスとは

AWS Snowball は、物理ストレージデバイスを使用し、インターネットを迂回して AWS との大容量データ転送を高速化するサービスです。AWS Snowball デバイスの各タイプで、インターネット速度より速くデータを転送できます。この転送は、デバイス内のデータをリージョンのキャリアが配送することで行われます。デバイスは頑丈な配送用コンテナであり、E Ink 配送ラベルを完備しています。

Snowball を使用すると、オンプレミスのデータセンターと Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) 間で数百テラバイトやペタバイトのデータを転送できます。AWS Snowball は Snowball アプライアンス を使用し、ジョブの作成、データの転送、ジョブの完了までのステータスの追跡に使用できるパワフルなインターフェイスを提供しています。データを Snowball に入れてお送りいただくと、インターネットを経由したデータ転送よりも大幅に高速に大量のデータを転送でき、時間と費用を節約できます。

注記

AWS へのデータ転送には多くのオプションがあります。Snowball は大量のデータを転送するためのものです。オンプレミスのデータセンターと Amazon S3 間で転送するデータが 10 テラバイト未満の場合、Snowball は経済的な選択ではない場合があります。

Snowball は、リージョンのキャリアを使用して発送された Snowball アプライアンス を使用します。各 Snowball は AWS Key Management Service (AWS KMS) で保護されています。また、物理的にも頑丈な造りで、Snowball の輸送中、お客さまのデータを保護します。米国リージョンでは、Snowball の容量は 50 TB と 80 TB の 2 サイズがあります。他のリージョンはすべて 80 TB の Snowball のみのご提供です。

Snowball の機能

Snowball アプライアンス の Snowball には、次の機能があります。

  • オンプレミスのデータストレージロケーションと Amazon S3 との間でデータのインポートおよびエクスポートができます。

  • Snowball ではすべてのリージョンで 80 TB モデルを使用可能です。50 TB モデルは米国リージョンのみで使用可能です。

  • 暗号化が強制であり、保管中や輸送中のデータを保護します。

  • お客様がハードウェアデバイスを購入または維持する必要はありません。

  • AWS Snowball マネジメントコンソール を使用したり、ジョブ管理 API を使用してプログラムで、ジョブを管理できます。

  • オンプレミスのデータセンターと Snowball 間でローカルデータ転送を実行できます。これらの転送は、スタンドアロンのダウンロード可能なクライアントである Snowball クライアント を通じて、またはダウンロード可能な Snowball 用 Amazon S3 Adapter で Amazon S3 REST API 呼び出しを使用してプログラムで実行できます。詳細については、「Snowball を使ったデータ転送」を参照してください。

  • Snowball はそれ自体が配送コンテナであり、Snowball が発送可能になると E Ink ディスプレイが変化して配送ラベルを表示します。詳細については、「AWS Snowball の配送についての考慮事項」を参照してください。

  • Snowball アプライアンス を使用できるリージョンのリストは、『AWS General Reference』の「AWS Snowball」を参照してください。

注記

Snowball は国際配送または米国外のリージョン間の配送をサポートしていません。配送の制限の詳細については、「リージョンごとの配送制限」を参照してください。

AWS Snowball を使用するための前提条件

Snowball を使用して Amazon S3 にデータを転送する前に、次の操作を行います。

  • AWS アカウントと管理者ユーザーを AWS Identity and Access Management (IAM) に作成します。詳細については、「Snowball 用の IAM ユーザー作成」を参照してください。

  • データをインポートする場合は、次の操作を行います。

  • データをエクスポートする場合は、次の操作を行います。

    • ジョブ作成時にエクスポートするデータを把握します。詳細については、「エクスポート範囲の使用」を参照してください。

    • 取得するファイル名にコロン (:) がある場合は、Amazon S3 でのファイル名を変更してから、エクスポートジョブを作成します。ファイル名にコロンが含まれている場合は、ファイルを Microsoft Windows Server にエクスポートすることはできません。

ツールとインターフェイス

Snowball は、ジョブの作成と管理に AWS Snowball マネジメントコンソール とジョブ管理 API を使用しています。Snowball アプライアンス でローカルにデータを転送するには、Snowball クライアント または Snowball 用 Amazon S3 Adapter を使用します。これらの使用に関する詳細は、次のトピックをご確認ください。

また、AWS Snowball のジョブ管理 API について確認することをお勧めします。詳細については、『AWS Snowball API リファレンス』を参照してください。

このガイドでは、お客様が Amazon S3 ユーザーであることを前提としています。

AWS Snowball を初めてお使いになる方向けの情報

Snowball アプライアンス を使用した Snowball サービスを初めて使用する方には、次のセクションを順を追って読むことをお勧めします。

  1. さまざまなジョブのタイプに関する詳細ついては、「標準 Snowball デバイスのジョブ」を参照してください。

  2. Snowball アプライアンス を使用した Snowball の機能のエンドツーエンドの概要については、「標準 Snowball デバイスを使用した AWS Snowball の動作の仕組み」を参照してください。

  3. 始める準備ができたら、「AWS Snowball の使用開始」を参照してください。

料金表

AWS Snowball に関連した料金表や料金については、「AWS Snowball 料金表」を参照してください。