AWS Storage Gateway
ユーザーガイド (API バージョン 2013-06-30)

VTL デバイスの使用

テープゲートウェイ セットアップは、次の SCSI デバイスを提供します。これらのデバイスは、ゲートウェイをアクティブ化する際に選択します。

メディアチェンジャーの場合、AWS Storage Gateway は以下を使用します。

  • AWS-Gateway-VTL – このデバイスは、ゲートウェイに付属しています。

  • STK-L700 – このデバイスエミュレーションは、ゲートウェイに付属しています。

    テープゲートウェイをアクティブ化する場合は、リストからバックアップアプリケーションと、適切なメディアチェンジャーを使用するストレージゲートウェイを選択します。バックアップアプリケーションがリストにない場合には、[その他] を選択し、バックアップアプリケーションに対応するメディアチャージャーを選択します。

    選択するメディアチェンジャーのタイプは、使用する予定のバックアップアプリケーションによって決まります。次の表では、テープゲートウェイ との互換性がテスト済みで確認されている、サードパーティー製のバックアップアプリケーションを示しています。このテーブルは、各バックアプリケーションに推奨されるメディアチェンジャーを含みます。

    バックアップアプリケーション メディアチェンジャーの種類
    Arcserve Backup AWS-Gateway-VTL
    Bacula Enterprise V10.x AWS-Gateway-VTL または STK-L700
    CommVault V11 STK-L700
    Dell EMC NetWorker V8.x または V9.x AWS-Gateway-VTL
    IBM Spectrum Protect v7.x IBM-03584L32-0402
    Micro Focus (HPE) Data Protector 9.x AWS-Gateway-VTL
    Microsoft System Center 2012 R2 または 2016 Data Protection Manager STK-L700
    NovaStor DataCenter/Network 6.4 または 7.1 STK-L700
    Quest NetVault Backup 10.0、11.x、または 12.x STK-L700
    Veeam Backup & Replication V7 または V8 STK-L700
    Veeam Backup & Replication V9 アップデート 2 以降 AWS-Gateway-VTL
    Veritas Backup Exec 2014、15、16、または 20.x AWS-Gateway-VTL
    Veritas Backup Exec 2012

    注記

    Veritas は、Backup Exec 2012 のサポートを終了しました。詳細については、以前の Backup Exec バージョンのサポートの終了を参照してください。

    STK-L700
    Veritas NetBackup Version 7.x または 8.x AWS-Gateway-VTL

    重要

    使用するバックアプリケーション用として示されているメディアチェンジャーを選択することを強くお勧めします。他のメディアチェンジャーは正しく機能しない可能性があります。ゲートウェイをアクティブ化した後で、別のメディアチェンジャーを選択できます。詳細については、「ゲートウェイのアクティブ化後のメディアチェンジャーの選択」を参照してください。

テープドライブの場合、Storage Gateway は以下を使用します。

  • IBM-ULT3580-TD5 — このデバイスエミュレーションは、ゲートウェイに付属しています。

ゲートウェイのアクティブ化後のメディアチェンジャーの選択

ゲートウェイをアクティブ化した後で、別のメディアチェンジャーの種類を選択することもできます。

重要

テープゲートウェイ が Symantec Backup Exec 2014 または NetBackup 7.x バックアップソフトウェアを使用している場合は、デバイスの種類として AWS-Gateway-VTL を選択する必要があります。これらのアプリケーションに対してゲートウェイをアクティブ化した後のメディアチェンジャーの変更方法の詳細については、Symantec のサポートの「アマゾン ウェブ サービス (AWS) Storage テープゲートウェイ で Symantec Backup 製品 (NetBackup、Backup Exec) を使用するためのベストプラクティス」を参照してください。

ゲートウェイのアクティブ化後に別のメディアチェンジャーの種類を選択するには

  1. バックアップソフトウェアで実行中の関連ジョブがある場合は、停止します。

  2. Windows Server で [iSCSI Initiator properties] ウィンドウを開きます。

  3. [Targets] タブを選択して、検出されたターゲットを表示します。

  4. [Discovered targets] ペインで、変更するメディアチェンジャーを選択し、[Disconnect] を選択して、[OK] を選択します。

  5. Storage Gateway コンソールで、ナビゲーションペインから [ゲートウェイ] を選択してから、変更するメディアチェンジャーのあるゲートウェイを選択します。

  6. [VTL デバイス] タブを選択し、変更するメディアチェンジャーを選択してから、[Change Media Changer (メディアチェンジャーの変更)] ボタンを選択します。

  7. 表示された [メディアチェンジャーの種類の変更] ダイアログボックスで、目的のメディアチェンジャーをドロップダウンリストボックスで選択してから、[Save] を選択します。

メディアチェンジャーのデバイスドライバの更新

Windows Server で使用するバックアップソフトウェアによっては、メディアチェンジャー用のドライバを更新する必要があります。

  1. Windows Server でデバイスマネージャを開き、[Medium Changer devices] ツリーを展開します。

  2. [Unknown Medium Changer] のコンテキスト (右クリック) メニューを開き、[Update Driver Software] をクリックして [Update Driver Software-unknown Medium Changer] ウィンドウを開きます。

  3. [How do you want to search for driver software?] セクションで、[Browse my computer for driver software] を選択します。

  4. [Let me pick from a list of device drivers on my computer] を選択します。

    注記

    Veeam Backup & Replication V7、Veeam Backup & Replication V8、Microsoft System Center Data Protection Manager バックアップソフトウェアと共に、Sony TSL-A500C Autoloader ドライバーを使用することをお勧めします。この Sony ドライバーは、これらのタイプのバックアップソフトウェアでテスト済みです。

  5. [Select the device driver you want to install for this hardware] セクションで [Show compatible hardware] チェックボックスをオフにし、[Manufacturer] リストで [Sony] を選択します。次に、[Model] リストで [Sony - TSL-A500C Autoloader] を選択し、[Next] を選択します。

  6. 表示される警告ボックスで [Yes] を選択します。ドライバが正しくインストールされた場合は、[Update drive software] ウィンドウを閉じます。

Microsoft System Center DPM 内のテープのバーコードの表示

Sony TSL-A500C Autoloader 用のメディアチェンジャードライバーを使用している場合、Microsoft System Center Data Protection Manager では Storage Gateway で作成された仮想テープのバーコードが自動的に表示されません。テープのバーコードを正しく表示するには、メディアチェンジャードライバーを Sun/StorageTek Library に変更します。

バーコードを表示するには

  1. すべてのバックアップジョブが完了しており、保留中または進行中のタスクがないことを確認します。

  2. テープを取り出してオフラインストレージ (GLACIER または DEEP_ARCHIVE) に移動し、DPM 管理者コンソールを終了します。DPM のテープをイジェクトする方法については、「DPM を使用したテープのアーカイブ」を参照してください。

  3. [管理ツール] で [サービス] を選択し、[詳細] ペインの [DPM サービス] のコンテキストメニュー (右クリック) を開いて、[プロパティ] を選択します。

  4. [全般] タブで、[スタートアップの種類] が [自動] に設定されていることを確認し、[停止] を選択して DPM サービスを停止します。

  5. Microsoft ウェブサイトの Microsoft Update カタログから StorageTek ドライバーを取得します。

    注記

    さまざまなサイズのさまざまなドライバーを書き留めておきます。

    [サイズ] が 18K の場合は、[x86 ドライバー] を選択します。

    [サイズ] が 19K の場合は、[x64 ドライバー] を選択します。

  6. Windows Server でデバイスマネージャを開き、[メディアチェンジャーデバイス] ツリーを展開します。

  7. [Unknown Medium Changer] のコンテキスト (右クリック) メニューを開き、[Update Driver Software] をクリックして [Update Driver Software-unknown Medium Changer] ウィンドウを開きます。

  8. 新しいドライバーの場所のパスを参照して、インストールします。ドライバーは [Sun/StorageTek Library] と表示されます。テープドライブは IBM ULT3580-TD5 SCSI シーケンシャルデバイスとして維持されます。

  9. DPM サーバーを再起動します。

  10. Storage Gateway コンソールで、新しいテープを作成します。

  11. DPM 管理者コンソールを開き、[Management (管理)] を選択してから、[Rescan for new tape libraries (新しいテープライブラリの再スキャン)] を選択します。[Sun/StorageTek ライブラリ] が表示されます。

  12. ライブラリを選択して、[Inventory (インベントリ)] を選択します。

  13. [Add Tapes (テープを追加)] を選択して新しいテープを DPM に追加します。新しいテープのバーコードに表示されるようになります。