VMware ホストでの準仮想化の設定

次の手順では、Storage Gateway アプライアンスの VMware ホストプラットフォームを設定して、準仮想 Internet Small Computer System Interface Protocol (iSCSI) コントローラーを使用する方法について説明します。準仮想 iSCSI コントローラーは、スループットを高め、CPU 使用率を低下させることができる高性能ストレージコントローラーです。これらのコントローラーは、高性能ストレージ環境に最適です。このように iSCSI コントローラーを設定すると、Storage Gateway 仮想マシンはホストオペレーティングシステムと連携して、ゲートウェイコンソールが仮想マシンに追加する仮想ディスクを識別できるようにします。

注記

ゲートウェイコンソールでこれらのディスクを設定するときに、ディスクの識別の問題を防ぐために、このステップを完了する必要があります。

準仮想化コントローラーを使用するように VMware ホストプラットフォームを設定するには

1. VMware vSphere クライアントで、アプリケーションウィンドウの左側のナビゲーションペインでゲートウェイ仮想マシンの名前を右クリックしてコンテキストメニューを開き、[設定の編集] を選択します。

2. [仮想マシンのプロパティ] ダイアログボックスで、[ハードウェア] タブを選択します。

3. [ハードウェア] タブで、[SCSI コントローラー 0] を選択し、[変更タイプ] を選択します。

4. [SCSI コントローラータイプの変更] ダイアログボックスで、SCSI コントローラータイプとして [VMware 準仮想化] を選択し、[OK] を選択します。