VPC CIDR のモニタリング状態を変更する - Amazon Virtual Private Cloud

VPC CIDR のモニタリング状態を変更する

このセクションのステップに従って、VPC CIDR のモニタリング状態を変更します。IPAM で VPC を管理またはモニタリングせず、VPC に割り当てられた CIDR を使用できるようにする場合は、VPC CIDR をモニタリング対象から無視対象に変更できます。IPAM で VPC CIDR を管理またはモニタリングする場合は、VPC CIDR を無視対象からモニタリング対象に変更できます。

注記
  • パブリックスコープ内の VPC CIDR を無視することはできません。

  • CIDR を無視した場合でも、引き続き CIDR 内のアクティブ IP アドレスに対して課金されます。詳細については、「IPAM の料金」を参照してください。

  • CIDR を無視した場合でも、CIDR 内の IP アドレスの履歴を表示できます。詳細については、「IP アドレス履歴の表示」を参照してください。

VPC CIDR のモニタリング状態を、モニタリング対象または無視対象に変更できます。

  • モニタリング対象: VPC CIDR は IPAM によって検出され、他の CIDR との重複および割り当てルールへの準拠についてモニタリングされています。

  • 無視: VPC CIDR はモニタリングの対象外として選択されています。無視された VPC CIDR は、他の CIDR との重複または割り当てルールへの準拠について評価されません。VPC CIDR が無視されるように選択されると、IPAM プールから VPC CIDR に割り当てられた空間はすべてプールに返され、VPC CIDR が自動インポートを介して再度インポートされることはありません (自動インポートの割り当てルールがプールで設定されている場合)。

AWS Management Console
VPC に割り当てられた CIDR のモニタリングステータスを変更するには
  1. IPAM コンソール (https://console.aws.amazon.com/ipam/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[リソース] を選択します。

  3. コンテンツペインの上部にあるドロップダウンメニューから、使用するプライベートスコープを選択します。

  4. コンテンツペインで、VPC を選択して VPC の詳細を表示します。

  5. [VPC CIDR] で、VPC に割り当てられた CIDR のいずれかを選択し、[アクション][無視としてマーク] または [無視のマークを解除] の順に選択します。

  6. [無視対象としてマーク] または [無視対象のマークを解除する] を選択します。

Command line

次の AWS CLI コマンドを使用して、VPC CIDR のモニタリング状態を変更します。

  1. スコープ ID を取得します。describe-ipam-scopes

  2. VPC CIDR の現在のモニタリング状態を表示します。get-ipam-resource-cidrs

  3. VPC CIDR の状態を変更します。modify-ipam-resource-cidr

  4. VPC CIDR の新しいモニタリング状態を表示します。get-ipam-resource-cidrs