IPAM 操作リージョンの変更 - Amazon Virtual Private Cloud

IPAM 操作リージョンの変更

運用リージョンとは、IPAM が IP アドレス CIDR の管理を許可されている AWS リージョンのことです。IPAM は、運用リージョンとして選択された AWS リージョンのリソースのみを検出および監視します。

IPAM に運用リージョンを追加すると、複数の AWS リージョンにわたって IP アドレス空間を管理できます。これにより、IP アドレスの使用率が改善され、リージョンレベルのセグメンテーションが可能になり、地理的に分散されたインフラストラクチャをサポートできます。IPAM のリージョンレベルのスコープを拡張すると、IP アドレス管理全体の柔軟性が向上し、コントロールが強化されます。

AWS Management Console
IPAM 操作リージョンを変更するには
  1. IPAM コンソール (https://console.aws.amazon.com/ipam/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[IPAMs] (IPAM) を選択します。

  3. コンテンツペインで、IPAM を選択します。

  4. [Actions] (アクション)、[Edit] (編集) の順に選択します。

  5. [IPAM 設定] で、IPAM に使用する操作リージョンを選択します。

  6. [Save changes] (変更の保存) をクリックします。

Command line

このセクションのコマンドは、AWS CLI リファレンスドキュメントに関連しています。ドキュメントには、コマンドの実行時に使用できるオプションの詳細な説明が記載されています。

次の AWS CLI コマンドを使用して、IPAM 操作リージョンを表示および変更します。

  1. 現在の IPAM を表示する: describe-ipams

  2. IPAM 操作リージョンの追加または削除: modify-ipam

  3. 更新された IPAM を表示する: describe-ipams