OPS02-BP07 チーム間の責任は事前定義済みまたは交渉済みである - AWS Well-Architected Framework

OPS02-BP07 チーム間の責任は事前定義済みまたは交渉済みである

チーム間には、チームがどのように連携し、互いにサポートするかを説明する、定義済みまたは交渉済みの契約があります (応答時間、サービスレベル目標、サービスレベルアグリーメントなど)。チームの仕事がビジネスの成果に及ぼす影響、および他のチームや組織の成果を理解することで、タスクの優先順位付けを知り、適切に対応できるようになります。

責任と所有権が未定義または不明な場合、必要な活動をタイムリーに処理できず、これらのニーズへの対応が重複し、競合する可能性のある作業が生じるリスクがあります。

このベストプラクティスを活用するメリット: チーム間の責任、目的、およびニーズを伝達する方法を確立することで、リクエストの流れがスムーズになり、必要な情報が確実に提供されます。これにより、チーム間の移行タスクによって生じる遅延が軽減され、ビジネス成果の達成をサポートします。

このベストプラクティスを活用しない場合のリスクレベル:

実装のガイダンス

  • チーム間の責任は事前定義済みまたは交渉済み: チームがやり取りする方法と、互いにサポートするために必要な情報を指定することで、リクエストが反復的にレビューおよび明確化されることに伴う遅延を最小限に抑えることができます。期待される事項 (応答時間や履行時間など) を定義する具体的な契約があることで、チームは効果的な計画とリソースを適切に作成することができます。