OPS04-BP03 ユーザーアクティビティテレメトリーを実装する
ユーザーアクティビティに関する情報 (クリックストリームのほか、開始、放棄、完了済みトランザクションなど) が送出されるよう、アプリケーションコードをインストルメント化します。この情報を使用して、アプリケーションの使用方法や使用パターンを理解したり、応答が必要とされるタイミングを特定したりできます。
一般的なアンチパターン:
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開発者は、ユーザーのテレメトリーなしで新しい機能をデプロイし、使用率が増加しました。あなたは、使用率の増加が新しい機能の使用によるものなのか、あるいは新しいコードで発生した問題なのかを判別できません。
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開発者は、ユーザーのテレメトリーなしで新しい機能をデプロイしました。あなたは、顧客に問い合わせて尋ねなければ、顧客が当該機能を使用しているかどうかがわかりません。
このベストプラクティスを活用するメリット: 顧客がアプリケーションを使用して使用パターンや予期しない動作を特定し、必要に応じてお客様が対応することを可能にする方法を理解します。
このベストプラクティスを活用しない場合のリスクレベル: ミディアム
実装のガイダンス
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ユーザーアクティビティテレメトリを実装する: ユーザーアクティビティに関する情報 (クリックストリームのほか、開始、放棄、完了済みトランザクションなど) が送出されるよう、アプリケーションコードを設計します。この情報を使用して、アプリケーションの使用方法や使用パターンを理解したり、応答が必要とされるタイミングを特定したりできます。