OPS08-BP02 ワークロードのメトリクスを定義する
KPI の達成度を測定するワークロードメトリクスを定義します (たとえば、中止されたショッピングカート、注文数、コスト、価格、配分されたワークロード費用)。ワークロードの正常性 (インターフェイスの応答時間、エラー率、リクエスト数、完了したリクエスト、使用率など) を測定するワークロードのメトリクスを定義します。メトリクスを評価して、ワークロードが必要な成果に達しているかを判定し、ワークロードの正常性を把握します。
CloudWatch Logs などのサービスにログデータを送信し、必要なログコンテンツの観察からメトリクスを生成する必要があります。
CloudWatch には、 .NET や SQL Server のための Amazon CloudWatch Insights および Container Insights などの専門的な機能があり、 サポートされている特定のアプリケーションリソースやテクノロジースタック全体で重要なメトリクス、ログ、アラームを特定して設定するのに役立ちます。
一般的なアンチパターン:
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あなたは、KPI に関連付けられていない、またはワークロードに合わせて調整されていない「標準」のメトリクスを定義しました。
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メトリクスの計算にエラーがあり、無効な結果が生成されます。
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あなたは、ワークロードに対して定義されたメトリクスを備えていません。
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あなたは可用性のみを測定します。
このベストプラクティスを活用するメリット: ワークロードメトリクスを定義して評価することで、ワークロードの状態を判断し、ビジネス成果の達成を測定できます。
このベストプラクティスを活用しない場合のリスクレベル: 高
実装のガイダンス
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ワークロードのメトリクスを定義する: KPI の達成度を測定するため、ワークロードのメトリクスを定義します。ワークロードとその個々のコンポーネントの正常性を測定するため、ワークロードのメトリクスを定義します。メトリクスを評価して、ワークロードが必要な成果に達しているかを判定し、ワークロードの正常性を把握します。
リソース
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