SEC04-BP03 イベントへの応答を自動化する - AWS Well-Architected Framework

SEC04-BP03 イベントへの応答を自動化する

自動化を使用してイベントを調査および修正することで、人為的な労力やエラーが軽減され、調査機能をスケールできます。定期的なレビューは、自動化ツールを調整するのに役立ちます。継続して繰り返し行います。

AWS では、Amazon EventBridge を使用して、関心のあるイベントと予期しない変更についての情報の調査を自動化されたワークフローに組み込むことができます。このサービスには、スケーラブルなルールエンジンが備わっており、ネイティブの AWS イベント形式 (AWS CloudTrail イベントなど)と、独自のアプリケーションから生成できるカスタムイベントの両方を仲介できます。Amazon GuardDuty では、インシデントレスポンスシステムを構築するワークフローシステム (AWS Step Functions) や、中央のセキュリティアカウントにイベントをルーティングできます。また、バケットにルーティングして詳細分析を実行することもできます。

変更を検出してこの情報を正しいワークフローにルーティングするには、AWS Config ルール と コンフォーマンスパックを使用できます。AWS Config は、(EventBridge より高いレイテンシーを通して) スコープ内サービスへの変更を検出し、AWS Config ルール ルールを使用して分析できるイベントを生成します。分析されたイベントは、ロールバックやコンプライアンスポリシーの適用のほか、変更管理プラットフォームや運用チケット発行システムなどのシステムに対する情報の転送に使用できます。AWS Config イベントに対応する独自の Lambda 関数を作成するだけでなく、 AWS Config ルール 開発キットおよび オープンソースライブラリの AWS Config ルール も利用できます。コンフォーマンスパックとは、YAML テンプレートとして作成される単一エンティティとしてデプロイする一連の AWS Config ルール および修正アクションです。A サンプルコンフォーマンスパックテンプレートは Well-Architected セキュリティの柱で利用できます。

このベストプラクティスを活用しない場合のリスクレベル: ミディアム

実装のガイダンス

  • GuardDuty で自動アラートを実装する: GuardDuty は、脅威検出サービスです。悪意のあるアクティビティや不正な動作を継続的にモニタリングし、AWS アカウント とワークロードを保護します。GuardDuty を有効にし、自動アラートを設定します。

  • 調査プロセスを自動化する: 時間を節約するため、イベントを調査して情報を管理者に報告する自動化されたプロセスを開発します。

リソース

関連するドキュメント:

関連動画:

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