通信レイヤー
通信レイヤーは、接続、リモートデバイス間のメッセージルーティング、デバイスとクラウド間のルーティングを処理します。通信レイヤーでは、デバイスによる IoT メッセージの送受信方法や、デバイスがクラウド内で物理的な状態を表して保存する方法を設定できます。
AWS IoT Core では、デバイス間で IoT メッセージをパブリッシュおよびサブスクライブするための MQTT プロトコルの使用をサポートするマネージド型メッセージブローカーが提供されるため、IoT アプリケーションの構築に役立ちます。
AWS IoT デバイスレジストリは、モノの管理と運用に役立ちます。モノは、クラウド内の特定のデバイスまたは論理エンティティを表すものです。また、デプロイ後のアセットの識別、分類、検索に役立つカスタム定義の静的属性を持つこともできます。
AWS IoT Device Shadow サービスを使用すると、特定のデバイスの現在の状態を含むデータストアを作成できます。Device Shadow サービスは、AWS IoT に接続する各デバイスの仮想表現を個別の Device Shadow として維持します。各デバイスのシャドウは、対応するモノの名前によって一意に識別されます。
Amazon API Gateway を使用すると、IoT アプリケーションが HTTP リクエストを送信して IoT デバイスを制御できます。IoT アプリケーションには、リモート技術者用のダッシュボードなどの内部システム用の API インターフェイスと、ホームコンシューマー向けモバイルアプリケーションなどの外部システムが必要です。Amazon API Gateway を使用すると、基盤となるインフラストラクチャをプロビジョニングおよび管理することなく、一般的な API インターフェイスを作成できます。