大規模障害モード - AWS Outposts の高可用性設計とアーキテクチャに関する考慮事項

大規模障害モード

ラック、データセンター、アベイラビリティーゾーン (AZ)、またはリージョンの障害などの大規模な障害モードを軽減する HA アーキテクチャを設計するには、独立した電源と WAN 接続を備えた別々のデータセンターに、十分なインフラストラクチャ容量を備えた複数の Outposts をデプロイする必要があります。Outposts は、AWS リージョン または複数のリージョン内のさまざまなアベイラビリティーゾーン (AZ) にアンカーします。また、同期または非同期のデータ複製とワークロードトラフィックのリダイレクトをサポートするために、ロケーション間の耐障害性と十分なサイト間接続をプロビジョニングする必要があります。アプリケーションアーキテクチャに応じて、グローバルに利用可能な Amazon Route 53 DNS と Amazon Route 53 on Outposts を使用して、トラフィックを目的の場所に誘導し、大規模な障害が発生した場合にトラフィックが存続する場所に自動的にリダイレクトされるようにすることができます。