AWS Lambda - AWS 料金体系の仕組み

AWS Lambda

AWS Lambda を使用すると、サーバーをプロビジョニングまたは管理しなくてもコードを実行できます。お支払いは、使用したコンピューティング時間の料金のみとなり、コードが実行されていないときには料金が発生しません。Lambda を使用すれば、実質どのようなタイプのアプリケーションやバックエンドサービスでも実行でき、管理は必要ありません。コードをアップロードするだけで、高可用性を維持しながら、コードを実行してスケールするために必要なすべての作業を Lambda が引き受けます。

AWS Lambda の料金

AWS Lambda では、使用した分のみ支払います。関数へのリクエストの数とコードの実行時間に基づいて課金されます。Lambda は、コンソールからのテスト呼び出しを含む、イベント通知や呼び出しに応答して実行を開始するたびにリクエストを登録します。関数全体の合計リクエスト数に対して課金されます。

期間は、コードの実行を開始した時点から、コードが結果を返すか、終了するまでの時間で計算され、値は 1 ミリ秒単位で切り上げられます。料金は関数に割り当てたメモリ量によって異なります。

AWS Lambda は、Compute Savings Plans に組み込まれており、この料金モデルでは 1 年間または 3 年間、一貫した使用量 (USD/時間で測定) を確約する代わりに Amazon EC2、AWS Fargate、AWS Lambda を低コストで利用できます。Compute Savings Plans を使うと、AWS Lambda で最大 17% のコストを節約できます。この割引料金は、「期間」、「同時プロビジョニング数」、「期間 (同時プロビジョニング数)」に適用されます。

リクエスト料金

  • 無料利用枠: 1 か月あたり 100 万件のリクエスト、1 か月あたり 400,000 GB 秒のコンピューティング時間

  • その後は 0.20 USD/1,000,000 件のリクエスト(0.0000002 USD/リクエスト)

期間料金

  • 1 か月あたり 400,000 GB 秒無料、最大 320 万秒のコンピューティング時間

  • その後の使用には 0.00001667 USD/GB 秒

追加料金

Lambda 関数が、他の AWS のサービスを使用したり、データを転送したりすると、追加料金が発生する場合があります。例えば、Lambda 関数が Amazon S3 との間でデータを読み書きすると、読み取り/書き込みのリクエストと Amazon S3 に保存したデータに対して課金されます。Lambda 関数を実行したリージョンの外から AWS Lambda 関数の内外に転送したデータに対しては、Amazon EC2 オンデマンド料金の「データ転送」に記載されている EC2 データ転送料金が課金されます。