AWS インフラストラクチャのセキュリティ - AWS Security のご紹介

AWS インフラストラクチャのセキュリティ

AWS のインフラストラクチャは、今日利用できるクラウドコンピューティング環境の中でも、最も柔軟で安全に設計された環境の 1 つとなっています。アプリケーションやデータを迅速かつ安全にデプロイできる、極めてスケーラブルで信頼性の高いプラットフォームを提供するように設計されています。

このインフラストラクチャは、セキュリティのベストプラクティスや基準に準拠するだけでなく、クラウド特有のニーズも考慮して構築および管理されています。AWS は、基盤となるインフラストラクチャのモニタリングと保護を 24 時間年中無休で行うために、冗長化された階層型コントロール、継続的な検証とテスト、広範なオートメーションを使用しています。AWS は、これらのコントロールを新しい各データセンターや各サービスに確実にレプリケートしています。

AWS のすべてのお客様は、セキュリティ要件が最も厳しいお客様を基準に構築されたデータセンターやネットワークアーキテクチャの利点を活用できます。これは、高度なセキュリティを確保するように設計され、回復性を備えたインフラストラクチャを、従来のデータセンターの設備投資や運用オーバーヘッドなしで利用できることを意味します。

AWS はセキュリティの責任共有モデルに従い、基盤となるクラウドインフラストラクチャのセキュリティに責任を持ち、お客様は AWS でデプロイするワークロードのセキュリティに責任を持ちます (図 1)。これにより、お客様のビジネス機能に最適なセキュリティコントロールを AWS 環境に実装するために必要な柔軟性と俊敏性が確保されます。機密データの処理環境へのアクセスは厳しく制限すること、もしくは公開する情報に対してはあまり厳しくないコントロールをデプロイすることができます。

AWS のセキュリティ責任共有モデル

図 1: AWS のセキュリティ責任共有モデル